10月1日、タレントで俳優の国生さゆりがインスタグラムを更新。
《安定の美しさです》
《だし巻き玉子が食べたくて》という言葉を添えつつ、キラキラのエフェクトを施した丸メガネにロングヘアを横流しにした自撮りを公開すると、コメント欄には、
《いつもお綺麗ですね》
《安定の美しさです》
といった、称賛のコメントが多数寄せられていた。
「国生さんは1985年にアイドルグループ『おニャン子クラブ』の初期メンバーとして芸能界入り。グループ解散後は俳優として現在も活動中です」(スポーツ紙記者、以下同)
アイドルとして一時代を築いた国生は、プライベートでは2度の結婚と離婚を経験、2015年にもお笑い芸人との同棲が報じられるなど浮き名を流していたが、現在のライフスタイルは“ていねいな暮らし”を意識しているようだ。
「飼い猫を愛でたり、気に入った器を集めたりと、丁寧な生活ぶりをSNSで公開しています。2022年のインタビューでも断捨離を行い1Kの部屋で暮らしていると語っています」
今年で58歳を迎える国生。還暦間近にふさわしい落ち着きを手に入れたようだが、意外な活動も続けていて――。
Web小説家としての一面
「Web小説投稿サイトで自作の小説を公開しているんです。童話や詩なども投稿していますが、サイト内で代表作として紹介されている『国守の愛』という作品は、秘密組織に命を狙われる女性科学者の戦いを描いたSF作品。いわゆる“ライトノベル”というジャンルなんです。ご本人はかなりのアニメ好きらしく、機動戦士ガンダムシリーズや『人狼 JIN-ROH』や『幼女戦記』などマニア向けの作品も愛好していると打ち明けていますから、ラノベを書いたのは、その影響も大きいのかと」(文芸編集者、以下同)
『国守の愛』は1章から3章の合計で212話、文字数の合計は約66万文字と文庫本にすると5〜6冊にもなる長編作品で、2022年に完結を迎えている。
「彼女は今年4月から現在まで『骨の髄まで』という連続小説を連載しています。この作品は大河原組という架空のヤクザ組織の内外の抗争を描かれた、北野武監督の『アウトレイジ』を彷彿させるハードボイルドな作品です」
物語は亡き組長の妻と息子の確執を中心に展開される。
「作品はR-15指定とされており、ヤクザ物らしく濡れ場や残酷な拷問シーンなども描かれています。ストーリーも起伏に飛んでいますが、作中で《金で腐らない奴はいるが、権力と地位と名誉は人を甘露煮にする》や《虎でなければ終わる。狡猾なコヨーテでなければ終わる》など、国生さんのハードボイルド観も垣間見えて読み応えも十分です」
あふれる創作意欲こそ、国生の若々しさの秘訣なのかもしれない。