フジテレビの看板アナウンサー・宮司愛海が、かねてから交際していた実業家兼バイオリニストと結婚したことが10月14日早朝の報道で判明した。結婚が報じられた当初は、《おめでとうございます!とても好感のもてるアナウンサーなので、これからも応援したい!》《実業家のバイオリニストと結婚って、宮司アナにお似合い!》と祝福ムード満点。
「番組報告」で批判の対象に
しかし同日、宮司がメインキャスターを務める『Live News イット!』(フジテレビ系)で結婚報告を行うと、
《わざわざ番組で報告することか?》
《タレントじゃないんだから、番組で報告とかいらないです》
《アナウンサーが結婚したとかどうとか、正直どうでもいい》
など、批判の声が殺到する事態となってしまった。
「近ごろ、結婚や妊娠を番組内で公表するアナウンサーが増えていますが、アナウンサーとはいえいち社員。プライベートな報告を番組内ですることに、視聴者からは《タレント気取り》と批判が集まりがちです。過去には新井恵理那アナが結婚&妊娠報告で炎上。SNSのコメント欄を閉鎖するまでになりました。好感度の高い水卜麻美アナでさえ、結婚報告の際は批判的な声が上がっていたので、アナウンサーの結婚報告は慎重に取り扱ったほうがいいのかもしれません」(スポーツ誌記者)
「私事になりますので…」完璧な対応
過去に炎上した新井アナの場合は、自身がMCを務める『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)でかなりの時間を彼女の結婚特集に割いたため、《番組を私物化するな》と厳しい意見が噴出。水卜アナの場合も、日本テレビ系列の番組が再三彼女の結婚を取り上げたことに対して、《いくらなんでも浮かれすぎでは》などと批判されてしまった。
宮司のケースでも、CMをまたいだ報告、そしてVTRによる祝福のメッセージなど、彼女の結婚に関してしっかりと番組内の“尺”をとったことが批判の対象になってしまったと推測される。
「対照的に、フジテレビの生田竜聖アナは再婚報告で評価を上げました。番組内ではなく、ひっそりと自身のインスタグラムで報告。《私事になりますので、お忙しい朝、番組内でお時間を頂戴することは控えさせていただきます》と綴るなど、完璧な対応でした。ほかのアナウンサーも生田アナと同じようにとは言わないまでも、せめて番組内ではさらりとした報告のみにとどめておけば、批判されることも少ないのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
とはいえ、結婚報告にどれほどの時間を割り当てるのかを決めるのはアナウンサーではなく、番組制作サイド。今回の報告に対しても、批判されるべきは宮司自身ではないだろう。本人にはどうか、批判の声は気にせず温かい家庭を築いていってほしい。