俳優の田中圭の“怪演”が話題だ。10月17日にスタートした連続ドラマ『わたしの宝物』(フジテレビ系)で、主演の松本若菜のモラハラ夫役を演じている。
「ドラマのメインテーマはドロドロ不倫ネタであり、今回は妻が夫以外の子どもを産み、夫に黙ったまま自分の子どもとして育てさせる“托卵”がキーワードとなっています。田中さんが演じる神崎宏樹は大手商社に勤務するエリート会社員。最初は優しかったものの、次第にモラハラ気質をむき出しにしていきます」(エンタメ系ライター)
《モラハラ爆発》
ドラマの冒頭から夫婦仲は冷めきっている設定となっている。そのため初回から田中のモラハラ演技が爆発しており、ネット上ではファンからの“悲鳴”に似た声も聞かれる。
《田中圭がモラハラ爆発しすぎてて私が病みかけたので…真逆のはるたん田中圭を観て元気取り戻してるとこ!!》
《田中圭嫌いになりそうだから一旦はるたん見て落ち着かせる》
《田中圭って溺愛激甘夫か最低モラハラ夫かの2択しかないの何で?》
《田中圭の夫役が初手からモラハラすぎて厳しい…》
なかには《結婚してないけど田中圭と離婚したい》といった声も。
多くのファンが“救い”を求める“はるたん”について前出のエンタメ系ライターが語る。
「“はるたん”は『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で田中さんが演じている春田創一のニックネームです。不動産会社勤務の会社員で、仕事や家庭生活で壁を感じながらも、明るいコミカルなキャラクターが人気です。くしくも『おっさんずラブ』の最新シリーズが、今年1月から3月にかけて放送されたため、ファンは真逆のキャラクターを演じる田中さんを目にしてとまどいを覚えているのでしょう」
もちろん田中が愛嬌のあるキャラクターから、悪役まで幅広くこなせる高い演技力を持ち合わせているのは間違いない。
ネット上でも《田中圭の演技力すごすぎてモラハラにめっちゃイライラしてしまった。イラつきすぎて最後まで見れてない》《田中圭くんのモラハラじみた演技がリアルすぎてめちゃくちゃイラついたけど役者さんはいろんな役できてすごいなと思った……》といった声も聞かれる。
それでも現実とフィクションはあくまでも別物であると、頭では理解していても、田中のあまりにもリアルな演技に抵抗感を覚えるファンや視聴者も少なくない。陰湿なモラハラ男よりも“はるたん”に魅力を感じるのは当然でもあるだろう。