ボーカルグループ・SPEEDのメンバーで、現在は自由民主党の参議院議員としても活動している今井絵理子議員。10月21日には自身のインスタグラムを更新し、衆議院議員総選挙に向けて、各候補の応援に動き回っている様子をアピールしている。アイドル顔負けの自撮り写真《ともに力を合わせて頑張りましょう!》と意気込みは十分だが、世間の反応は冷ややかなよう。
「今井議員の最近の行動で大きな話題になったのは、10月9日のインスタグラム、Xへの投稿です。どちらの投稿でも、衆議院の解散と総選挙の日程を告知し、《皆さんの一票が未来をつくります》と投票を呼び掛けていました。これ自体は普通のことですが、添えられていた写真がまるでアイドルのようなキメキメのショット。
おそらく国会内で撮影されたと思われる2枚の写真に、《まともな仕事何にもしてないのに、写真だけはカッコいいですね》《そのポーズ何?国民は大変なのに、ずいぶんお気楽ですね》と批判が殺到してしまいました」(スポーツ紙記者)
「国民をナメてる」
冒頭の応援投稿に対しても、
《この人の行動って、本当に全部が裏目に出てるとしか思えない》
《自分が応援に行って、効果あると思ってるのか?国民をかなりナメてるよね》
《フランス研修旅行の件もどうなってるか分からないし、もうウンザリです》
と、厳しい声が続出している。
今井がここまで批判を浴びるのは、2023年の“フランス研修”問題と、その後の対応も大きな要因となっている。《観光旅行じゃない?》《これが本当に研修なのか》と批判が相次いだ自民党女性局メンバーのフランス研修。この批判に対し、今井議員はSNSで《外交も人間関係の構築から始まります》などと反論。さらに、《また追って活動報告します》とも投稿していた。
「結局この『活動報告』は現在になっても行われておらず、今井議員が何か行動を起こすたびに、《活動報告はどうなってるんだ》というツッコミが入り続けています。今井議員は、2024年3月にXとインスタグラムのアカウントを削除。5月から新しいアカウントを開設していますが、研修問題については何も進展がありません」(前出・スポーツ紙記者)
今年9月におこなわれた自民党の総裁選では上川陽子候補を応援し、コメントを寄せるほか演説会などにも同行していた今井。しかし、残念ながら上川議員は総裁選を落選している。果たして今回の総選挙では、彼女の応援がどんな効果をもたらすのか――。