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 2月中旬、ソウルのスタジオに現れたクォン・サンウ。まず驚いたのが、今年40歳を迎えるとは思えない若々しいルックス。スーツを着ていても“モムチャン”と呼ばれる筋肉美も健在であることが確認できる。

 そんな彼が4年ぶりの韓国映画出演を果たし話題になったのが、現在ロードショー公開中の『探偵なふたり』。

 家では赤ん坊の世話に追われる平凡な父親だが、外では一転、難解な事件を解決していく推理オタクというカン・デマン役を、コメディータッチの演技を交えながら熱演した。

「僕の新しい姿を見せられるかもと思い、この作品を選びました。家庭では昨年、娘が誕生し2児の父親になったこともあり、ほかのどの俳優よりも役にハマれる自信がありました」

 その言葉どおり生後7か月だった赤ちゃん子役をあやす仕草は、まさに完璧なお父さん。

「子育てのシーンも悩むことなく、自然にできました。父親としての経験がすべて役立ったと思います」

 カン・デマンには“恐妻家”というもうひとつの顔があるが、現実ではどうなのだろうか。

「自分は恐妻家か? うーん、それはどうかはわかりません(笑い)。でも、家に帰ったら男は偉ぶらないのが幸せを守る秘訣だと思います」と微笑む姿からは、仕事だけでなく家庭人としての充実ぶりも伝わってくる。

「7歳の息子にはもっと遊んであげたいと思う反面、1歳の娘のことを思うと、もっと仕事をしなければという気持ちに。ふたりの10年後のことをいつも考えています」

 6~7月には、1年ぶりの来日イベントの開催も決定。彼のイベントと言えば野球拳や妄想ドラマの実演など、スターとは思えぬ大盤振る舞いなファンサービスが毎回話題に。

「ファンの方に喜んでいただくために、見せられるものはすべてお見せしなければという気持ちでやっています。今回も新しい愛唱歌を準備して、若々しくカッコいい姿で会いに行きます!」