11月9日、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希が、ポスティングシステムでのメジャーリーグ挑戦を球団から容認された。どこが佐々木を獲得するのか、注目されている。
「佐々木選手の移籍先としては、大谷翔平選手と山本由伸選手が所属し、今年のワールドシリーズ王者のロサンゼルス・ドジャースが有力視されています。ほかには、ダルビッシュ有選手と松井裕樹選手のいるサンディエゴ・パドレスも候補。2024年の移籍市場に出ているFA選手のランキングで佐々木選手はメジャーリーグ全体で3位と、アメリカでも注目されています」(テレビ局関係者、以下同)
すでに当該記事は削除済み
日本のメディアも佐々木の去就を報じているが、あるニュースが物議を醸している。
それは、日本テレビ系列のニュースを配信する『日テレNEWS NNN』で公開された《パドレスがメジャー挑戦の佐々木朗希に熱烈ラブコール「サンディエゴは王族のように扱う」公式SNSで大歓迎》というタイトルの記事。
「パドレスの公式Xの投稿をもとに、パドレスが佐々木選手の獲得に前向きだという記事でしたが、『日テレNEWS』が引用したのは球団公式アカウントではなく、ファンのアカウントだったのです。プロフィールや過去の投稿を読めば、球団公式アカウントではないとわかりそうなものですが……」
すでに当該記事は削除済み。だが、この『日テレNEWS』のミスはSNSで拡散されてしまい、
《日テレさん、パドレスの応援アカウントを公式と勘違いしてますやん》
《メディアが一番ネットリテラシーないのガチで草》
《ネットリテラシーがないから大谷の家とか平気で紹介しちゃうんよな》
といった批判の声が上がった。公式と誤解されてしまったアカウントの持ち主も、
《これはただのファンアカウントです。誤解しないでほしいです》
と説明する投稿をした。
「最近では『毎日新聞デジタル』が人気アイドルグループ『Snow Man』の渡辺翔太さんの“なりすましアカウント”に投稿された内容を、本人のアカウントだと勘違いして引用した記事を配信。なりすましと判明してから、記事の削除と公式ホームページに謝罪文を掲載しました。SNSを引用して“誤報”となってしまう事態が続いてしまっています」(スポーツ紙記者)
影響力のある大手メディアなだけに、しっかり見極めてほしい。