「私のことを知らない人にも見つけてもらえるようにお仕事を頑張りたいです!」
こう意気込むのは伊藤萌々香。ダンス&ボーカルグループのメンバーを経て、現在は主に俳優として活動中。今回は新たに、アパレル業にも挑戦する。意気込みと今後の目標を聞かせてくれた。
プライベートでもパーカーが大好き
「今回は韓国ブランドのセレクトショップである、DAESE TOKYO(デセトウキョウ)さんからオファーをいただき、パーカーとTシャツが発売されることになりました」
伊藤が書き下ろしたイラストがパーカーとTシャツに印刷されており、すでに予約販売がスタート。12月中旬より順次発送予定となる。
「ファンクラブ限定のオリジナルグッズとして、これまでもイラストが描かれたステッカーやマグカップは販売しているのですが、公のお仕事として書かせてもらうのは初めてなんです」
新しい試みに不安は付き物。しかし、伊藤はファンからの感想が楽しみだと笑顔で語る。
「元々は、紙とペンというアナログな形で書いていました。でもコロナ禍に少し時間ができたことで、iPadを購入したんです。そこからデジタルのイラストを書き始めて、まさかお仕事までいただけるなんて……」
今回のために書き下ろしたイラストはTシャツにあしらわれており、本人的にはイチオシだという。アニメのようなテイストで、切れ長の目をしたクールな女の子が大きくプリントされている。
「プライベートでもパーカーが大好きです。今回のアイテムもそうなんですけど、大き目のサイズで作っていただいたんです。おすすめのコーディネートはワンピースとして着てもらう。足元は流行りのルーズソックスとスニーカーで決めるのがおすすめ。大きめのサイズ感なので、男性でも着れると思います」
舞台『東京リベンジャーズ ―天竺編―』に出演
10月には日韓の最新ファッションやビューティーを体感できるイベント『JKCS2024(Japan Korea Contents Showcase2024)』にスペシャルゲストとして登壇した伊藤。
「初日からたくさんの方に着ていただけました。みんな韓国コスメが大好きなんだなと改めて実感しましたね。体質的に肌が荒れやすいし、最近寒くなってきたのでスキンケアを見直しているところです」
食生活にも人一倍、気を使っているそう。
「食べ物によっても肌体質が変わる気がするんです。特に小麦の量に注意しています。小麦を摂って寝ると翌日顔がパンパンになるので、夜は食べないようにしています。
ひじきの煮物が大好きで、よく“大量生産”します(笑)。他には鶏料理が多いかもしれませんね。揚げるし、焼くし煮込み料理も作ります」
今年8月、和久井健の人気漫画を原作とする舞台『東京リベンジャーズ ―天竺編―』に出演した。
「今後は舞台も間張りつつ、やっぱり映像作品にもチャレンジしたいですね。
舞台は広いステージの上で後ろにいるお客さんにも演技を届けなきゃいけない。東京リベンジャーズは『2・5次元舞台』なので、あえてオーバーに演じることを心掛けました」
12月15日に27歳の誕生日を迎える伊藤。誕生日当日に『伊藤萌々香 Birthday Event 2024』を開催する。初めての“生誕祭”の開催に目を輝かせた。
「実は9個下に弟がいるんですけど、毎年連絡をくれるんです。やはり家族からの連絡は本当に嬉しいですよね。そして今年はファンの方にも会える。“いつか生誕祭やってね”と言ってくれるファンが多かったのでやっと願いが叶いました!」
2025年を迎えるまで残り2か月をきった。
「そろそろ思いっきりスタートダッシュを切りたいって思っています。グループで活動してきて積み重ねてきたもの、吸収できた経験を色々な方向に発揮したいんです。それが特にお芝居ですね。ストレートに言うと“いっぱいお仕事できるように頑張るぞ”って思います」
新しい挑戦に果敢にチャレンジする伊藤。これからもドラマや映画で活躍する姿を見られるのが楽しみ!