自身のX(旧ツイッター)でピン芸人・やす子に対する不適切発言が問題となり、今年8月から芸能活動を休止しているフワちゃん。“事件”から3か月が経過するも、いまだに世間から注がれる視線は冷たい。
炎上騒動になった後、フワちゃんは自身のXで事の経緯を次のように釈明した。
《投稿当時、私はアンチコメントについて話していて、偶然目にしたやす子さんの投稿に『これにアンチコメントがつくなら。』といった趣旨で、本件の投稿の内容を記載し、その場にいた方に表示した画面を見せたところ、操作を誤って実際に投稿してしまいました》
“その場にいた方”とは、この時一緒にフワちゃんと旅行していた、お笑いコンビ『Aマッソ』の加納と、お笑いトリオ『トンツカタン』の森本晋太郎。フワちゃんは、この件に2人は関与していないと強調しているが……。
加納、唯一のレギュラー番組では
「フワちゃんの釈明からしばらく後の報道で、一部メディアは、この件の“黒幕は加納さんだ”と報じました。記事によると、旅行中、やす子さんの投稿を見た加納さんが、フワちゃんに“この投稿どうなん?”と聞き、それをお笑いのノリだと認識したフワちゃんが問題の投稿をすることになったんだとか。この報道で、フワちゃん騒動の焚きつけ役といえる加納さんに批判が相次いだのです」(テレビ局関係者、以下同)
この報道があって以降、加納にはフワちゃん同様に冷たい視線が注がれており、これまでどおりの仕事ぶりとはいかくなっているようだ。
現在、加納にとって唯一のレギュラー番組となった『正解のないクイズ』を放送する、テレビ東京の関係者は次のように語る。
「今、加納さんを起用しようと思う番組はほとんどないと思います。社内でも、『正解のないクイズ』は“なんで加納をまだ起用しているの?”といじられているんです。加納さんの件が概ね事実であれば、炎上のリスクもあるので起用しづらいと思うのは自然です。加納さんが所属する事務所には、この番組のプロデューサーもかなりお世話になっていて、事務所も加納さんを推しているらしく起用を続けているみたいなんです」
かねてより自身の「お笑い」が炎上
そもそも加納は「かねてから不適切な発言が多かった」と話すのは、前出のテレビ局関係者。彼女の起用には、慎重になるメディアも多かったという。
「2019年2月に放送された日本テレビ系のバラエティー番組『デジタルにらめっこWARAE』に出演した際、解体されて食肉となった豚の写真に“これ、ゆりやんです”と、芸人のゆりやんレトリイバァさんに例えたことがありました。これには共演していた『コロコロチキチキペッパーズ』のナダルさんもとっさにフォローを入れていました。
さらに同年9月に出演したライブイベントでは、“大阪なおみに必要なものは?”というお題に対し、“漂白剤”と返したことで、人種差別だと炎上したこともありました」(フリーライター)
コンプライアンスが重視される昨今、軽い悪乗りが芸能活動生命を絶たざるを得ないほどの決定打になりかねない――。