左から菅田将暉と弟でアーティストの『こっちのけんと』

《人の心ないやろ》

《見出しが失礼すぎる》

《「弟」じゃなくてちゃんと名前書いてやれよ》

《弟なのはオマケ情報だよ》

《この人自力で売れたのに、これじゃ菅田将暉の弟枠みたい》

【菅田将暉の弟 紅白初出場が内定】という、11月15日に配信されたネット記事の見出しが物議を醸している。

「マルチアーティストとして活動するこっちのけんとさんは、5月にリリースした『はいよろこんで』がTikTokで若者中心に大バズりし、今年の紅白への初出場を決めました。ネットニュースが見出しにした“菅田将暉の弟”という認識のされ方は、こっちのけんとさんが長年悩んできたことでもあり、それを知るファンにとっては余計に黙っていられなかったのでしょう」(芸能ライター)

 これには、メンタリスト・DaiGoを兄にもつ松丸亮吾氏も反応。

《こっちのけんとさんが紅白出場が内定かというニュースの見出しが「菅田将暉の弟 紅白初出場」でこっちのけんとさんの名前がなくて、 僕も昔「DaiGoの弟」とだけ書かれて「ぐぬぬ…」ってなってた時の気持ちを思い出した…! こっちのけんとさん、大好きです。新曲の「もういいよ」も好きです!!》

 と、自身の公式Xで投稿した。

「褒めるために菅田将暉を下げんな」

 また、こっちのけんとを元気付けるためなのか、SNSでは、

《ピアノ教室に来る生徒40人弱に聞いたところ、あなたを菅田将暉氏の弟だと認識している中学生以下はいませんでした。あなたは「はいよろこんで」の人です。逆に菅田将暉さんを知りませんでした》

 という内容の投稿も。それに対して、

《こっちのけんとを褒めるために菅田将暉を下げんな》

《それはこっちのけんとさんもいい気持ちはしないと思うな》

《菅田将暉知らない中学生、時の流れを感じる》

 と、SNS上では兄を巻き込んでの論争にまで及んでいる。

山田裕貴と菅田将暉のツーショット(山田裕貴公式Xより)

「ネットニュースの記事の見出しを“菅田将暉の弟”としたのは、インパクト狙いとPVにつなげたいという意識が大きかったんだと思います。ただ、 “紅白を決めている”という人気と実力があるのだから、そこは素直に“こっちのけんと 紅白初出場”とするべきだったと思います。お互いを尊敬し合う仲の良い兄弟なのに、おかしな方向に向かってしまったな、と……」(前出・芸能ライター)

 ひとつのネットニュースの見出しが、いらぬ争いを生んでしまったようだ。