《一国の総理大臣なんだからもう少し身なりや振る舞いをしっかりとすべき》
《これが総理とか恥ずかしい。一刻も早く他の人に代わっていただきたい》
《外交はもう絶望的。選出されて日も浅いのにこれでは先が思いやられる》
《首相選出条件にマナー、協調性、英語を必須条件にしろ!》
今年10月に石破内閣が発足して以来、国民から度々その“マナーの悪さ”が指摘されている石破茂首相。11月15日から16日にかけてペルーで行われたAPEC首脳会議での外交上の振るまいがネット上で物議を醸したことで、今までの石破氏のマナー問題が再びやり玉にあげられる事態になっている。
石破首相・新閣僚との集合写真に多数の声
最初に問題となったのは、10月1日に首相官邸で撮影された新閣僚との集合写真。石破首相は正装であるモーニングを着用して登場したが、その着こなしが「あまりにもひどい」との声が多数寄せられたのだ。
「特に指摘されていたのは正しいモーニングの着用マナーがなっていなかった点です。通常、モーニングはベルトではなく、ズボンの上のラインが上着の中に隠れる程度までサスペンダーで吊り上げるのがきれいな着こなしです。
しかし、石破首相はベルトで留めていたからか、ズボンがずり下がってシワシワに。裾も余ってだぶついていました。また、ズボンが上がりきっていなかったためお腹も目立ってしまっていた。その目立ったお腹の白シャツに下のレッドカーペットが反射して肌色に見えたことから、ネットでは《地肌が見えているのではないか?》と誤解されてしまったことも」(政治部記者、以下同)
また就任会見では、着用していたメガネのレンズに通常ははがして使用するはずのブランドシールを貼ったままであったことも話題に。メガネや衣服の着用マナーに加え、姿勢や表情にも覇気がないように見えたことから、発足早々“だらし内閣”“みっとも内閣”と揶揄されるスタートを切った。
食事マナーの悪さ
“服装マナー”の次に指摘されたのが“食事マナー”だ。ユーチューバーでお笑いタレントのたかまつななが4年前に公開した動画に石破首相の食事シーンが映っており、その際のマナーの悪さに失望の声があがった。
「動画内では、箸を両手に一本ずつ持って食べ物をほぐしたり切ったりするいわゆる『ちぎり箸』やきごちない箸遣い、肘をつきながらの食事に人差し指をお茶碗のふちに引っ掛けて持ち上げるなど、子どものころにやったら『ダメよ』と注意されるようなマナー違反のフルコース状態。
それに対して《こんなに躾ができてない人が日本の総理とか情けない》《外交で食事会とかあるよね?まともに食事もできないの?》批判の声が相次ぎました」
11月18日にX上で拡散されてしまった石破首相がおにぎりを食べる動画(現在は削除済み)でも
《一度噛んだものを口開けて人に見せるな》
《なんで一口でいこうと思った?食べ方が下品すぎる》
《カバでも、もうちょっと綺麗に食う》
と再び食事マナーの悪さが指摘された。
そして、最近国民からの注目を集めているのが、もっぱら “社会人としてのマナー”だ。
大胆に居眠りする姿も
「11月11日に行われた首相指名選挙では、大胆に居眠りする姿が目撃されました。“政治家の居眠り”自体、《税金泥棒》《真面目にやれ》と国民からかなり怒りを買っていますが、自身が選出されるか否かの大切な局面での居眠りに《やる気ねえならとっとと辞めろ》《これが日本のトップとかマジ終わってる》と怒りを通り越して呆れ声があがっていました。政治家に限らず、学生でも社会人でも授業中や仕事中に居眠りするのは問題です。《総理大臣以前に人として社会人のマナーが伴っていない》とバッシングされました」
そんな石破首相の“非常識さ”が、ついに外交の場でも明らかになった。前述のアジア太平洋経済協力会議(APEC)で、他の首脳が立ち上がって話をしたり、ハグをしたりとお互いに交流を深めている中、石破首相は席に座ったままスマホいじりに熱中。マレーシアのアンワル首相やカナダのトルドー首相など、他国の首相が挨拶に来た際も、椅子に座ったまま立ち上がることなく握手を返すのみ。式典では、1人だけ腕を組んでいる様子も報じられた。
「石破首相の性格的に、元々内向的で周りとコミュニケーションをとるのが苦手なところがあると聞いています。しかし、日本の代表として参加している外交の場ではせめてもの礼儀は尽くしてほしいですね。握手を求められたら立ちあがって返すのが最低限のマナーというものではないでしょうか。マナーの悪さについてはさんざん指摘されていましたが、今回の件で《日本の恥》《日本の面汚し》とさらに厳しい意見が集まっています」
“居眠り”や“座ったまま握手”は体調が原因ではないかと指摘する声もあるが、
《総理になってからまだ1か月も経ってないのに外交の大事な場で椅子から立てないほどに疲弊しているならそれはそれで体力・健康面で総理の資質が無いと言えよう》
《総理大臣が多忙なのは承知の上で、それでもなりたくて総裁選に5回も出馬したんでしょう?》
《各国の首脳も同様に日々多忙を極め疲れているなかでそれは言い訳にはならない》
と火に油を注ぐ形に。
やることなすことすべて批判にさらされている石破茂首相。日本のトップとしての自覚を持ち、国民の信用を取り戻せるか。