カルーセル麻紀さんと岩井志麻子さん。ともに国際経験豊かなベッド事情を知るスペシャリストだからこそ話せる“世界のオトコ”について語っていただいた。
麻紀「お会いできて光栄よ、志麻子さん!」
志麻子「私もです、麻紀様! 物心ついたときから淫靡かつ背徳感の象徴だった麻紀さまにお目にかかれるなんて、感激です」
麻紀「うれしいわ〜。志麻子さんの『タルドンネ』を読んだときに、“こんなすごい作家がいるのか!”って衝撃を受けたの。私を“濡れさせる”物語を書ける作家ってどんな女なんだろうって、以前から興味津々だったのよ」
志麻子「いやはや恐縮です」
麻紀「ラストなんか、オナニーしたくらいよ、私は!」
志麻子「ええぇ! 肩書に“カルーセル麻紀にオナニーさせた作家”と加えてもよろしいでしょうか!?」
麻紀「ぜひぜひ! 私が今までベッドをともにした作家たちと遜色ないほど、素晴らしい作家ですもの」
志麻子「麻紀様にそういっていただけるなんて、生きていてよかった……それにしても、そのヒョウ柄のピンヒールすごいですね!」
麻紀「これはパリで買ったの。昔からピンヒールをはいて、ステージに出たり、踊ったりしているから職業病みたいなものよ。それにピンヒールって、付け焼き刃ではけるものじゃないから、日ごろからはいておく習慣がないと、いざってときにサマにならないのよ」
志麻子「勉強になりますわ〜。熟女の星こと五月みどり様も、現役で立派なピンヒールをはいてらっしゃったし、大人のエロスを醸し出すためには、私もヒールをはくことを心がけないといかんなぁ(笑い)。ところで、麻紀様は男性を選ぶときって、やっぱり顔から?」
麻紀「私は鼻の形ね」
志麻子「鼻って、男根に比例する的な?」
麻紀「ううん、違うの。私はタイ人とかフィリピン人系に多い、鼻の穴が広がっているような、ワイルドな鼻が好きなのよ。私って、ベッドで男性の鼻をなめる癖があってね(笑い)。“犬じゃないんだからやめて〜”なんて、よく言われていましたよ」
志麻子「鼻ってそんな用途があったんですか! “鼻はなめるもの”だなんて、初耳ですよ!」