いまだに世間の注目を集め続ける、大谷翔平の元通訳・水原一平被告の巨額詐欺問題。そんな中で、大谷が新たな申し立てをおこなったことが話題になっている。
約5000万円分の野球カード
11月27日の現地メディア報道によると、大谷は「およそ5000万円分の野球カード」の所有権をめぐって連邦地裁に申し立てをおこなったという。このカードは水原被告が転売目的でECサイトで購入したもので、大谷はこれらのカードが自身の金銭で購入されたものだと主張し、返還を求めている。
この報道には驚きの声が続出し、
《一平が自発的に返せや》
《ただのカードで5000万円ってなんなんだ……ものすごい世界だな》
《そんなお金になるカードなら、一平はとっくに売り払ってるでしょ》
《とんでもない金額に驚き。もう一平は転売済みで手もとに残ってるとは到底思えん》
といった反響が上がっている。
大谷がサインしたカードも
「カードの行方を心配する声も多くありましたが、実際はすでに捜査当局が押収済みです。大谷選手は、その押収済みのカードに対して所有権を主張しているという状態。カード自体はきちんと確保されているようで、ひと安心ですね。ちなみにこのカードの中には大谷選手が個人的にサインした自身のカードも含まれているとのこと。こういった貴重なカードは、とんでもない金額で取引されることがあります」(スポーツライター)
今月には、大谷がサインを入れた2018年の『ルーキーカード』がオークションで53万3140ドルで落札。日本円でおよそ8100万円以上と、超高額の取引となった。
「コレクターの間でもさまざまな定義がありますが、『ルーキーカード』とは簡単に言うと選手が初めてトレーディングカードに登場したシーズンのカードを指します。その中でも、今月落札されたものは25枚限定で直筆サインも入っているカード。かなり貴重な1枚だったようです。今年はメジャー史上初の『50本塁打、50盗塁』を達成していることもあり、値段が高騰したのでしょう」(同・スポーツライター)
大谷のサイン入りルーキーカードは今年9月にもオークションに出品され、こちらも当時のレートで4800万円以上で落札されている。
水原被告の裁判は、量刑言い渡しが2度延期されるなど、なかなか終着の見えない状況が続いている。果たして結末はどうなるのか、そして大谷のカードは無事本人の手元に戻ってくるのか――。