相川七瀬

 26年ぶりに日本一に輝いたプロ野球の横浜DeNAベイスターズ。優勝パレードが11月30日に横浜で行われ、約30万人が集まったが、その中にある人物がいた。

「相川七瀬さんが見に来ていました。人気歌手なのに、一般のファンの人たちと同じように沿道から声援を送っていましたよ」(居合わせた女性ファン)

家族ぐるみで“ベイ党”

 自身のインスタグラムには、その日の写真を投稿。

《三浦さんと南場オーナーに見つかった瞬間の写真》

 とオープンカーに乗った三浦大輔監督と南場智子オーナーが“相川七瀬”に気づき、笑顔をみせた瞬間の画像がアップされていた。

 大阪出身で、父は阪神ファンだったという相川。ベイスターズファンになったきっかけは息子だったようだ。

「相川さんの次男が小学生のころ、ベイスターズのファンになり、球場に連れて行くうちに自分もファンになったようです。相川さんは3人の子どもがいますが、みんな野球が好き。試合を見ながら、子どもたちから学校での話を聞いたりしているようで、球場が家族のコミュニケーションの場になっているみたいですね」(スポーツ紙記者、以下同)

目撃されている“ガチ勢”ぶり

 デビュー当時は赤髪でイメージカラーも“赤”だったが、今ではすっかり“ブルー”に染まった相川。時間があれば球場に足を運んでいるようだ。

「巨人と東京ドームで戦ったクライマックスシリーズは、6試合中5試合を球場で観戦。ソフトバンクを破り、日本一になった瞬間も見届けていました。また、相川さんは2020年に國學院大学神道文化学部に入学。今年からは同大学大学院に進学していますが、授業が終わってから電車で横浜スタジアムまで連日通っていたこともありました。授業や仕事終わりで、試合開始に間に合わなくても、球場に行けるときは“途中参戦”していたようです」

沿道にいた相川七瀬を発見した三浦大輔監督と南場智子オーナー(相川のインスタグラムより)

 そんな熱烈ぶりが認められたのか、ベイスターズと“コラボ”も実現している。

「テレビ神奈川(TVK)のベイスターズ戦中継のテーマ曲『Blue Star』を書き下ろして、昨年と今年で2度ずつ、計4回の始球式もしています。2023年4月にはベイスターズのイベントで試合終了後にライブを行い、代表曲の『夢見る少女じゃいられない』などを披露。そのときはドラマーとしても活動している次男のRIOくんが相川さんのバックで演奏していました」

 子どもの影響ですっかり“ベイ党”となった相川。ファンからも、たびたび目撃されていた。

「横浜スタジアムのグッズ売り場に並んでいるところを見たことがあります、思わず“相川七瀬さんですよね、応援しています”と声をかけたら“ありがとうございます”と。ベイスターズの攻撃中は立って応援する人がほとんどの外野の“応援シート”にいるところも見たことがあるので、かなりの“ガチ勢”だと思います」(ベイスターズファンの男性)

 デビュー30周年イヤーに突入したが、推し球団に対してはいつまでも“夢見る少女”のようだ。