《音楽と関わるのもおこがましいクズ》
《窃盗&恐喝を武勇伝みたいに語れる神経が異常。感覚狂ってるよ…》
《おじいちゃん!万引きは美談ではなく犯罪ですよ!》
《いい歳して反省してないどころか自慢気に話してるのが人として痛すぎる》
音楽雑誌『snoozer』の編集長や音楽雑誌『rockin'on』の副編集長を務めた経験も持つ、有名音楽評論家でDJの田中宗一郎氏が、自身のXで過去の万引き行為について投稿。“犯罪自慢”ともとれるその内容に批判の声が集まっている。
「レコード屋で万引き」堂々と投稿
発端となったのは、12月1日にとあるアカウントが投稿した《サブスク、YouTube、SNSがない世代のキッズ←マジでどうやって音楽掘ってたん?》というポスト(現在は削除済み)。この投稿に対して、ラジオや雑誌、友達に教えてもらうなどさまざまな回答が引用リポストで寄せられた。
田中氏も引用リポストで、《発売日にFM雑誌買ってめぼしい番組にマーカーで線を引いて放送時にカセットにひたすら録音》と当時の思い出を回顧。続けて、《学校のクラスメートや後輩、同じ学年の友達じゃないやつにもレコードを買わせてそれでも手に入れられないレコードはレコード屋で万引き》と投稿した。
その発言に対して、
《万引きは言わずもがなだけど、同級生にもゆすりたかりしてたってことじゃん》
《窃盗+恐喝で犯罪自慢ですか?犯罪者はクズですよ》
《音楽の価値も分からないやつが音楽評論家を語るな》
と、非難の声が殺到。
「ただでさえ薄利なのに…」悲鳴も
しかし、田中氏はその後も《レコードが死ぬほど欲しくて万引きした経験のない同世代の連中は基本的に信用してません》と持論を展開。
これには、
《万引きをした連中はクソです》
《元レコ屋として本当に許せない!ただでさえ薄利なのにお願いだからヤメてくれ…》
《同世代だと思われるのが恥ずかしい》
《同世代だけど万引きするような人の方が信用できない》
と、同世代やレコード店関係者も猛反論。
「本人は若い頃の“ヤンチャ話”として軽い気持ちで投稿したのでしょうが、万引きはれっきとした犯罪行為です。時効だからといって決して許されるものではありません。特に、書店やレコード店、CDショップでは万引きによる経営悪化が死活問題になっていると聞きます。今回の発言はそういった犯罪を擁護しているようにも見えます。長く音楽を仕事にしている身にも関わらず、“音楽やアーティストの価値を軽んじている”と取れる今回の発言はあまりにも軽薄です。この投稿を見た人が真似をしないことを切に願います。」(音楽ライター)
12月6日時点で、謝罪の投稿などは確認できていない。音楽評論家としてだけでなく、DJとしても活動する田中氏。今回の騒動は、今後の活動にも影響を及ぼしそうだ……。