11月3日の嵐デビュー25周年記念日から1か月が過ぎた。
「グループとして活動していなくても、メンバーそれぞれに新たなトピックが尽きません。二宮和也さんは、12月20日公開の映画『【推しの子】―The Final Act―』に出演することが発表されました。櫻井翔さんと相葉雅紀さんは、来年1月3日に放送されるフジテレビ系の新春特番で共演するそうです」(スポーツ紙記者、以下同)
松本潤はというと、
「12月3日に、『株式会社一瞬と永遠』とエージェント契約を結んだことを発表しました。演出などの“裏方仕事”は、6月に設立した『MJC Inc.』で請け負い、自身が表に出るような仕事は『一瞬と永遠』が窓口になるとのことです」
CEOである長野隆明氏は、敏腕マネージャーとして知られており、現在は眞栄田郷敦や桐谷美玲を担当している。
「2018年まで東宝芸能でマネージャーをしており、長澤まさみさんや上白石萌音・萌歌姉妹を育て上げた人物です。そのため、松本さんの俳優業がさらに加速していくことが期待されます」
「大野が大麻で逮捕」の怪情報
一方、芸能活動を休止している大野智には“怪情報”が流れる事態に。
「11月下旬に“大野さんが大麻取締法違反で逮捕された”という情報が、SNSで拡散されたのです」
『株式会社嵐』の代表取締役を務める四宮隆史弁護士は、
《とんでもないデマや誹謗中傷はスルーしましょう。反応してバズって喜ぶのはあちらですから。本人も「気にしてない」と言ってますので》
と、自身のXで発信した。
「嵐がグループエージェント契約を結ぶSTARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO社)も、拡散された情報を強く否定。法的措置をとることを発表しました。現在は表舞台に出ていない大野さんの動向が気になるのはわかりますが“大麻で逮捕”というデマの拡散は、あまりに悪質でした」
2020年末から活動を休止している嵐。目下の関心事は、大野の近況だけでなく“再始動”だろう。
「11月3日のデビュー25周年記念日に合わせたコンサートが期待されていましたが、結局5人がステージに立つことはありませんでした。ファンクラブ限定で、嵐が一堂に会して色紙にサインをする動画が公開されましたが、顔出しはなく“手と声”だけ。こうした状況になったのは、大野さんの意向が大きいといわれています」(芸能リポーター、以下同)
宮古島リゾートがいよいよ開業へ
25周年での再始動は、
「2022年ごろから櫻井さんを中心に話し合いが進められていました。4人のメンバーは取材などで再始動に前向きな発言をすることもありましたが、大野さんが頑なに拒み続けていたといいます。現在、宮古島と東京を行き来しながら“島人”そのものの生活を送っている大野さんにとって、再始動は急ぐべきものではなかったのでしょう」
大野が宮古島で熱心に取り組んでいるのは、
「旧知のテレビ制作会社役員と立ち上げたリゾートビジネスです。かねて建設していたホテルがいよいよ完成し、正式な開業も近づいています。今後、レンタカー業といった事業の拡大も視野に入れているんだとか」(大野の知人)
そんな中、ついに大きな決断を下したという。
「大野さんが嵐の再始動への意思を固めたそうです。多くのファンが25周年を祝福していましたが、5人に会えなかった落胆の声も複数ありました。そうした声に応えるべく、
2025年に向けた“2大計画”が動き出しているようです」(テレビ局関係者、以下同)
いったい、どんな計画なのか。
「まず、ファンに向けて直接感謝を伝えるべく、ライブを開催するといいます」
25周年の集大成で2025年末のNHK紅白
さらに、国民的アイドルらしく、
「ファン以外にも25年の集大成を日本中に見せるべく、2025年末の『紅白歌合戦』への出場も狙っているそうです」
活動休止前、嵐として最後のテレビ出演は2020年の『紅白』だった。
「一度、嵐を締めくくった場所で再び歌うことに、5人も並々ならぬ思いがあることでしょう。2025年が“真の25周年”だという気持ちで、ファンへの感謝を胸に挑むつもりだといいます」
しかし、紅白出場も一筋縄ではいかない。
「今年の紅白出場を巡って、NHKとSTARTO社の関係に亀裂が入ってしまいました。そのため、2社間の関係によっては嵐もどうなることか……」(芸能プロ関係者)
2023年に旧ジャニーズ事務所の創業者である故・ジャニー喜多川氏による性加害問題が表面化して、NHKは旧ジャニーズタレントの新規起用を停止。事実上の“出禁”としていた。
「しかしその後、今年10月16日に行った会見で、NHKの会長が新規起用の再開を発表しました。このことは、STARTO社のタレントの紅白出場に向けた布石だと見られており、出演交渉も行われていた」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
2025年の朝ドラに“二宮出演の布石”
Snow Manが出場候補の筆頭だったが、
「10月20日に放送されたNHKスペシャル『ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像(以下、Nスペ)』によって、STARTO社と所属タレントが激怒したそう。結果的に、今年の紅白にSTARTO社のタレントの出場はゼロとなりました」
今後、NHKとSTARTO社の間では、
「起用再開に向けた話し合いが行われることでしょう。どうにか関係修復を図ると思いますが、先行きは不透明です」
STARTO社とグループエージェント契約を結んでいる以上、嵐もこの影響を受けないとは限らないが……。
「二宮さんが2023年10月に個人としては独立したことで、ひと足先に“NHK出禁”を解除されており、今田美桜さんがヒロインを務める2025年前期の朝ドラ『あんぱん』に出演します。そのため、少なくとも“嵐”とNHKの距離は近づくはず。これが、嵐の紅白出場への布石になる可能性もあるでしょう」(前出・芸能プロ関係者)
嵐が紅白に出場すれば、NHKもファンたちも“感謝カンゲキ雨嵐”だろう。