浅田舞

 モノマネタレントのキンタロー。が12月6日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に出演。6年ぶりに挑戦した社交ダンスで快挙を成し遂げたのだが、その裏で“前任者”の存在に気を揉む視聴者もいたようだ。

 番組の恒例企画「金スマ社交ダンス部」。キンタロー。は2013年から、TBSの山本匠晃アナウンサーと社交ダンスをスタート。さらに、のちにお笑いコンビ「ぱいんはうす」の芸人で“ロペス”の愛称で知られる岸英明とのペアで2017年の「社交ダンス世界選手権」に出場し、日本人過去最高となる7位に輝いた。

 そんな輝かしい戦績を誇るキンタロー。に今回、番組が6年ぶりに大会出場をオファー。最初に挑んだ当時はまだ30代だったものの、今や43歳。また体重も18キロ増えてしまったという彼女だったが、この依頼をなんとか承諾。2児の育児と仕事の合間を縫って、かつて組んでいたロペスとの練習に励んだ。すると、社交ダンス国内最高峰のA級戦でいきなり優勝したのだ。

《浅田舞はどうなったん?》

 そんなキンタロー。にSNS上で《ブランクを跳ね除け 優勝 さすがです》《キンタローロペスペア優勝おめでとう!すごい!すごすぎる!》といった祝福が寄せられる一方、こんな声も。

浅田舞はどうなったん?》
浅田舞の社交ダンス企画はどうなったの?》
浅田舞のが不評だったからキンタロー招集か》

 など、昨年までこの企画にチャレンジしていた元フィギュアスケーターでタレントの浅田舞についての指摘も見られた。確かに彼女の挑戦は記憶の隅に追いやられているが……。

「浅田は2021年から“オチョ”こと俳優・進藤学とのペアでこの企画に挑戦。しかし『全日本選手権』でも入賞こそすれ、それ以上の結果は挙げられませんでした。そのたびに彼女自身、企画を続けるか悩んでいたようですが、2022年行われた大会で準優勝。日本ダンススポーツ連盟によって選定される“(準)強化選手”に選出されました」(ダンス関係者)

 さらにその浅田・オチョペアは2023年末、ポルトガルでおこなわれた社交ダンス世界選手権に出場。海外初挑戦で世界トップ36入りを達成し、結果は34位だった。健闘したように見えるが。番組内外では、さまざまな火種を抱えていた。

例えば久々に出場エントリーしていた北海道で行われた大会を“ドタキャン”した疑惑が持ち上がったり、それ以前から強化選手・準強化選手が参加する練習会に参加しておらず、社交ダンス界隈では“サボり”といった声もありました。またオチョと意見が合わず、浅田が『オチョとはもう踊りたくない』と訴え、ペア解消の危機に直面したこともあります」(前出・ダンス関係者)

 その浅田以来途絶えていた「社交ダンス部」を復活させるキッカケは、キンタロー。の再ブレイクだったというわけか。

「今年、誇張モノマネで勢いを再び見せ始めたキンタロー。を放っておく手はない。この波に『金スマ』が便乗した感じですね。3月末で松竹芸能を退所し、どんな仕事も断らないというポリシーで活動している彼女ですから、番組も、オファーを断ることはないと踏んだのでしょう。復帰戦の劇的勝利でキンタロー。人気も加速しそうです」(制作会社スタッフ)

 浅田の思いやいかに……。