吉岡里帆

 女優の吉岡里帆が、12月7日にインスタグラムを更新。角の生えたような独特な髪型に真っ赤な手袋、大きめのアクセサリーや黒ベースの着物の組み合わせなど、なんとも個性的なファッションを披露した。

「良さ消してる」「もはやコスプレ」

 ファンからは、

《アバンギャルドでカッコいい》

《尖った着物姿、美しすぎます》

 との声が続出した一方で、

《吉岡里帆の良さを消しちゃってる感じがする》

《アーティスティックすぎて、もはやコスプレみたいに見える》

《こういうスタイリングはもっと個性派の人に似合うよね。吉岡里帆っぽくないな》

 といった意見も多く上がっている。

「今回の写真は、『KIMONOanne.』という雑誌用に撮られたスタイリングのようです。同誌は“ファッションとして着物を楽しむ”というコンセプトがあるので、今回のような攻めた装いも求められるのでしょう。かなり尖ったスタイリングですが、吉岡さんはこれまでにもさまざまな和装を披露しています」(芸能ライター)

「正統派美人」のイメージと本人のこだわり

 7月5日には、大覚寺開創1150年記念の特別展でPR大使を務めた際の着物姿をインスタグラムで披露。伝統ある寺院のPRということで、シックな色合いの着物と落ち着いた印象のヘアスタイルでまとめあげ、《和風美人って感じ!》《和のテイストがめっちゃ似合ってる》と好評だった。

 さらに同月、『クリアアサヒ』のCMに浴衣姿で登場。白と青の爽やかな印象の浴衣を着用しており、こちらも好意的な声が集まった。

角の生えたような独特な髪型に真っ赤な手袋、大きめのアクセサリーや黒ベースの着物の組み合わせなど、なんとも個性的なファッションを披露した吉岡里帆(本人のインスタグラムより)

「京都出身で、“純朴”“正統派美人”というイメージも強い吉岡さん。そのため、どちらかといえば着崩さないタイプのスタイリングのほうが好評のようですね。今年6月15日には、京都劇場でおこなわれたファッションショーで“大正ロマン風”の着物姿を披露していたのですが、普段とは異なる“ぱっつん前髪”にショートカットのヘアスタイルや、紫の個性的な着物に《良くも悪くも別人感がある》《いつもの里帆ちゃんの方がよかった》という声も上がっていました」(ファッション誌編集者)

 2022年には最新のスタイル・モードとして着物を発信できる人物に贈られる『2022 KIMONOIST』を受賞した吉岡。授賞式には、グレーを基調にしながらも黄色の花柄と幾何学的なラインが個性的なモード感溢れる着物で登場している。本人は「アイテムがおしゃれで着させていただく間もワクワクしました」と語っており、攻めたスタイリングの着物も好みなのかもしれない。

 賛否はあるものの、正統派から個性派まで多様なスタイルの和装を披露している吉岡。着物姿の印象が強い椎名林檎の大ファンということもあり、本人なりのこだわりや憧れがあるのかも!