12月31日に放送される『NHK紅白歌合戦』の特別企画「歌って踊ろう!KIDS SHOW」の内容が明らかになった。「紅白」出場メンバーと人気子ども番組『おかあさんといっしょ』がコラボしたスペシャルステージが行われる。
昨年に引き続き2年連続で司会を務めるお笑いタレントの有吉弘行は、以前より「紅白の舞台で踊ってみたい」と考えていた。そのため今回は『おかあさんといっしょ』の人気曲『からだ☆ダンダン』のダンスにチャレンジする予定だ。
このほか有吉、女優の橋本環奈、伊藤沙莉は『だんご3兄弟』が披露される。
《今年は歌いやすい曲で良かったじゃん》
この内容にネット上では冷めた声が相次いでいる。
《目玉が無いに等しい紅白歌合戦》
《そういうのはカラオケか、FNSとかで良い》
《忘年会の余興レベルの3司会者誰がやろうと言い出したか》
あまりにも安易な選択ではないかと考えるネットユーザーが多いようだ。確かにネットの指摘通り“忘年会の余興”や“お楽しみ会”の印象が拭えない内容ではある。
このほか《今年は歌いやすい曲で良かったじゃん》といった声も。こうした声が相次ぐ理由は、昨年度の「紅白」で起こった“悲劇”の影響が大きいと語るのは芸能プロ関係者だ。
「昨年は有吉さん、橋本さんとともに女優の浜辺美波さんが司会を務めましたが、特別企画『ディズニー100周年スペシャルメドレー』では『白雪姫』の挿入歌の『いつか王子様が』を披露。しかし、楽曲が難しかったためか《音程が外れている》《歌下手すぎ》といったツッコミが相次いでしまいました。『だんご3兄弟』ならば、歌ばかりではなくパフォーマンスの要素を含むものでしょうから“歌唱力”だけに注目が行く可能性は減らせます。ある意味で無難な選曲かもしれません」
ただ、橋本も浜辺も“どばっちり”を受けた可能性も否定できない。なにより「紅白」の司会は大役であり多忙を極めると音楽番組を手がける制作会社所属のプロデューサーが指摘する。
「『紅白』のリハーサルは12月29日から始まり、31日の本番当日まで3日間に渡って続けられます。長丁場の番組ですので、曲や演出のタイミングが細かくチェックされてゆきます。司会の方が楽曲の練習をしようにも、リハーサルが続くため、なかなか時間を確保できないでしょう」
有吉は売れっ子タレント、橋本と伊藤は新旧の“朝ドラ主演女優”と多忙な存在だけに、やはり“無理は禁物”かもしれない。