1月8日、フジテレビは《番組MCの中居氏に関する報道を受け、状況を総合的に検討した結果、1月12日の放送から当面の間休止とする判断に至りました》と、『だれかtoなかい』の放送休止を公式サイトで発表。それを受け、SNS上には中居ファンのメッセージが溢れている。
「いまこそ愛を叫ぼう」
「昨年12月の中居さんの女性トラブル報道後、年末の『ナカイの窓』や『芸能界オールスター草野球』の2本の特番は予定どおり放送されましたが、年明けから『金スマ』や『土曜な会』などが差し替えに。ただ、放送休止を正式に発表したのは今回のフジテレビが初めてです」(スポーツ紙芸能記者、以下同)
放送休止発表のニュースがネットをかけめぐると、ファンからは中居を支えようという声が以前より目立つように。
《いまこそ中居くんを応援しよう 愛を叫ぼう》
《神様、中居くんをお守りください》
《どうか中居くんのまわりに沢山味方がいますように 1人で闘っていませんように》
《無理しないで ご飯食べてたまにはゆっくり休んで》
《中居ヅラはずーっと中居君を大好きですからね》
“中居ヅラ”というのは中居のファンを指す呼称。中居ファンたちは「#中居正広をテレビで見たい」というハッシュタグを付けて、テレビから消えつつある中居をなんとか踏みとどまらせようとしている。ただ、ファンが一丸となって中居への愛を叫んでいるかというと、そうでもないようで――
《慎重になってほしい。このあとどういう展開になるかわからないから変なタグをつけて騒がないで》
《タグ付けて不適切な応援しても「中居ファン痛い」となるだけ》
《テレビは憶測で中止にしたり差し替えたりカットしたりしない。それ相応のことが起きた可能性がある》
ファンのなかには冷静になろうと呼び掛けている人も少なくないようだ。長年の中居ファンに話を聞いた。
「被害者が存在している以上、いま“愛を叫ぶ”のは違うかなと。私たちジャニーズファンは2年前のあの性加害騒動で学んだはずです。自分の推しが性加害の被害者にも加害者にもなり得るんだと。今回、中居くんに何があったかは本人の言葉を待ちたいと思いますが、いまこそ冷静になって二次被害を生まないよう慎重に見守るべきだと思います」(中居ファンの女性)
ファンを大事にすることで有名な中居。11日に放送予定だった唯一のラジオ番組も休止となり、これで全レギュラー番組が休止や差し替え、カット編集などの対応を迫られたことになった。“中居ヅラ”が本人の言葉を聞くのはいつになるのか。