フジテレビが中居正広の女性問題に関し1月17日午後3時から臨時会見を行うも、開始前から“会場が狭い”ことを理由に“記者会加盟社のみ”の参加、さらに“生配信や中継もNG”と伝えられ、ネット上にはツッコミが続出した。
中居の女性トラブルに関し『週刊文春』がフジ社員の関与を報道。局はこれまで「一切関与していない」と主張していたが……。
「終わってる」批判が殺到
「1月14日、フジテレビを傘下に持つフジ・メディア・ホールディングスの取締役会に対し、米投資会社のダルトン・インベストメンツとその関連会社が第三者委員会を設置した上での調査などを求める書簡を発表。これを受けてか、同月17日にフジテレビ・港浩一社長による臨時会見が開かれました」(スポーツ紙記者)
しかし、限られた記者しか参加できず、中継などもない“非オープン”の会見となることが伝えられ、ネット上には《狭い会場って言い訳に聞こえる》《いくらでも会場あっただろ》《テレビ局なのに中継なしとかw》などと呆れ声が飛び交った。
「フジといえば昨年、ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手の新居の前から中継し、近隣住民にもインタビューするという“愚行”で批判を浴びたこともあり、《フジの社長の会見LIVEないんか。大谷さんの新居にまでいってカメラまわすくせに》《大谷の自宅バラしといて自分とこの不祥事はなるべく隠そうって終わってる》といった皮肉も書き込まれています」(前出・スポーツ紙記者)
「違和感すごい」謎の編成
なお、同会見実施時間帯のフジテレビでは、トム・ハンクスとメグ・ライアンのダブル主演のラブロマンス、映画『めぐり逢えたら』(1993年)を放送。
「フジは平日の午前11時50分〜午後1時50分にバラエティー番組『ぽかぽか』を生放送後、ドラマの再放送などを流していて、臨時会見の前日まで2021年の連続ドラマ『イチケイのカラス』を放送していたはず。それが会見当日に『めぐり逢えたら』を挟み、『イチケイのカラス』の続きは1月21日からまた放送されるようです」(テレビ誌ライター)
ネット上には、
《編成の違和感すごいな》
《会見放送するのかなと思ったら昼に『めぐり逢えたら』を放送するって番組表に書かれてていろんな意味で目を疑った》
《放送局なのに記者会見は生放送生配信NGという破綻っぷり》
《大谷に対してやったように、社長の自宅に突撃しろ。生放送で中継しろ。社長の家族にインタビューしろ》
《フジテレビ独占で社長会見を生放送したら視聴率取れるんじゃないの?》
といった声が。
視聴者まで困惑させてしまったフジテレビ。局のバタバタ感がひしひしと伝わってくるが、落ち着ける日はまだ遠そうだ。