『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)でMCを務める、脚本家の三谷幸喜氏の発した鋭い一言が波紋を呼んでいる。
番組では、女性とのトラブルに9000万円の解決金を支払った中居正広の問題に加え、関与が取り沙汰されているフジテレビの問題が取り上げられた。
フジテレビは1月17日に記者会見を行うも、会場の狭さなどを理由に撮影を禁止し、参加者を制限したため大きな批判を集めてしまった。
これに対し三谷氏は「でも一番知りたいのは、これはフジテレビだけの話なのかというところですよね。どうなんですかね」と疑問を呈した。
《今ごろビクビクしてるんじゃない?》
これを受けネット上では、
《多くの視聴者が思ってること。よくぞ発言してくれたと思います》
《フジテレビだけでなく業界全体の話として暗黙の了解だったのだろうと推測される》
《まあ常識的に考えてフジだけがこういう体質だった、というのは不自然だろう。業界全体、芸能人とTV局ってのは、そういう面があるってのは、うすうす皆わかってることじゃないか?》
《他の芸能人や他局も今ごろビクビクしてるんじゃない?》
といった声が相次いでいる。
こうした声が寄せられる理由を制作会社所属のプロデューサーが語る。
「“性接待”まではいかないにせよ、スポンサーや関係者を相手として、若い美人どころの女性社員や女子アナウンサーをそろえた“合コン感覚”の飲み会は存在しますからね。これはフジテレビだけに限った話ではありません。戦々恐々としている業界関係者は多いでしょう」
さらに実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が14日に更新された自身のYouTubeチャンネルで、“女性アナ合コン”の参加経験を語っていると指摘するのはスポーツ紙記者だ。
「堀江さんは2006年に逮捕される1か月ほど前に、日本テレビの社員から『うちの女子アナと合コンしましょう』と誘いがあったと語っていました。会場には隠しカメラがセットされており、逮捕後にその際の映像が流れたそうです。日テレ社員は堀江さんの逮捕情報をキャッチしており、プライベートの映像を撮りたかったようです。堀江さんは女性アナは“グルではなかった”と語っていましたが、女性アナが取材の“エサ”や道具”にされている実態を暴露した形です」
このままでは中居のスキャンダル報道に端を発した一連の問題は、フジテレビだけでなくテレビ業界や芸能界そのものを震撼させそうな勢いだ。