1月22日、『NEWSポストセブン』が“大物司会者”みのもんたの心配なニュースを報じた。
1月16日に都内の高級焼き肉店で食事をしていたところ、肉を喉に詰まらせて救急搬送されたみの。一命を取り留めるも入院中とのことで、一時は意識不明の重体だったという。
みのといえば2024年3月、直木賞作家・伊集院静さん(享年73)のお別れ会に出席。商売道具の「声」はかすれて真っ白な髪の毛も伸び放題と、かつてのエネルギッシュで若々しい面影はないようにも見えた。
また2023年5月20日に配信された読売新聞の医療サイト『ヨミドクター』のインビュー記事に登場し、動作の遅延や手足の震えなどの症状が起きる「パーキンソン病」を患っていることを公表。それでも《前向きに行くしかない》と、治療の日々を送っていることも明かした。
そんな気持ちの表れか、アクシデントに見舞われたものの、“現役”さながらに芸能人御用達の高級店で、80歳にして焼き肉を堪能していたみの。そんな一報がネットを駆け回ると、
「“大物司会者”つながりか、女性トラブルを起こした中居正広さんと結びつける声もちらほら。特に『文春オンライン』で明かされた、テレビ界に根付くとされる女性アナウンサーの“搾取”と、みのさんの女性トラブルが重ねられたようです」
生放送中に女性アナのお尻に
ネットニュースサイトに寄稿する芸能ライターが言う“女性トラブル”とは2013年8月30日、TBSの情報番組『みのもんたの朝ズバッ!』生放送中に起きたセクハラ騒動。みのが番組中、吉田明世アナ(現在はフリー)の腰から臀部付近に右手を差し伸べ、それを彼女が振り払う仕草を見せたもの。
一瞬の出来事だったが、吉田アナは強張った表情でニュース原稿を読み上げ、振り払われた右手をさすりながら苦笑いを浮かべるみの。このシーンが動画としてネット拡散されると、多くの視聴者の目に触れ、全国紙のネットニュースでも取り上げられる騒動に。
「TBSは、誤解される行為はあったものの“セクハラの事実はない”と釈明するも、これを機にセクハラまがいの“日頃の行い”も掘り起こされてしまったみのさん。
テレビ関係者による“女子アナの搾取”はタイムリーな話題だけに、久々に名前が聞こえたことでセクハラ騒動にもあらためてライトが当てられた格好です」(前出・芸能ライター)
たしかに当時、多くの視聴者が嫌悪感を抱いた騒動だが、みのの名誉のためにも“あらためて”事実を伝える必要があるだろう。真相を明らかにしたのは他でもない、“被害者”である吉田アナ本人。
吉田アナ本人が明かした真相
6年後の2019年5月1日、フジテレビ系『梅沢富美男のズバッと聞きます!SP』に出演したのは、みのと吉田アナの当事者2人。MCの梅沢富美男から「触ったでしょ?」と突っ込まれると、「そんなことするわけない」と否定するみの。
すると「私が説明します」と割って入った吉田アナ。『朝ズバッ!』エンディングでは番組アナが横並びになり、担当者がニュース原稿を読み上げるのが恒例で、この時の“当番”だったのが彼女。
「当時のみのさんの“ブーム”が、私の肩を押して(横並びだった)アナウンサー陣がガタガタとドミノ倒しになるというのがブームだったんですよ。でも、私は原稿を読むのに集中したいので、“みのさん、それやめてくださいね”と伝えていたんです」
そしてCM中、原稿を読む練習をしていたという吉田アナが、本番3秒前に列に戻ったところで……、
「みのさんがボーンと押してきたので、“みのさん、やめてください”と手を払ったのが放送されてしまったんです。だから、お尻は触られてないんです」
吉田アナによって“潔白”が証明されて、6年越しの“無罪”を勝ち取っていたみの。今回、中居の女性トラブルと比較されてしまったわけだが、両者の一番の違いは女性アナへの日頃の行いと、信用の差だったのかもしれない。