大野智

 2020年末のグループ活動休止以降、個人活動に精力的な「」のメンバーたち。5人の中で唯一、公の場に姿を見せていない大野智の“事業拡大”が報じられ、グループ復活を願うファンからは批判や落胆の声が相次いだ。

「ファンが可哀想」

 大野を除いた4人は相変わらずメディア露出が続いており、松本潤はNHK大河ドラマ『どうする家康』で主人公の徳川家康を熱演。二宮和也櫻井翔も主演作の公開・放送が続き、相葉雅紀は『“それ”がいる森』でホラー映画初主演を飾るなど、さらに活躍の場を広げている。

「4人の活躍が注目を集める中で、目下のところファンの懸案事項はやはり“嵐復活”の時期ではないでしょうか。大野さんが復活のカギと言われていますが、彼は宮古島でリゾート事業を展開中。さらに1月21日配信の『ピンズバNEWS』では、島内に新たな施設を建てる考えがあると報じられました。事業拡大となれば、嵐の活動再開がさらに遠ざかりかねないため、ファンが落胆するのも無理はありません」(スポーツ紙記者)

 ネット上では、

《ファンを待たせる前に嵐としてのけじめをしっかりつけなよ》

《辞めるなら辞めるではっきり宣言したらいいのに》

《ずっと待ってるファンが可哀想》

 などの反響が目立つが、批判の声を浴びた要因として、メンバーの“復活匂わせ発言”の数々も影響しているだろう。

「期待させないで」

 櫻井は2023年に旧ジャニーズ事務所が性加害問題で大揺れになった際、大野を含めた5人で事務所から説明を受けたと『news zero』(日本テレビ系)で発言。松本はブログで嵐ファンからメンバー5人分のお土産をもらったエピソードを明かし、《ちゃんと渡しておきます》と大野も含めた4人に手渡す意思を示した。

 二宮もXで、嵐のコンサートセットを運搬していた運転手と偶然遭遇したことを報告。《また運ばせて下さい!》と声をかけられたそうで、《えらくグッと来ました》と綴っている。

 さらに、4人の中でも具体的に活動再開に言及しているのが相葉。2024年12月の『あの頃からわたしたちは』(日本テレビ系)に出演した際、これからの目標を尋ねられて「やっぱり、メンバー揃って何かやりたい」「それが自分の喜びでもあるし、きっと嵐のファンの喜びにも変わるから」と答えたのだった。

2024年6月、複数の工事車両や関係者が出入りして、建設が進められていた大野智が携わるホテル

「嵐の活動休止から早4年が経ちました。年会費4000円を支払いながらファンクラブにいまなお残っている人からすれば、たかが4000円でも割に合わないといえるでしょう。大野さんといえば2024年11月、ひげ面に加えてタトゥーを入れた姿を『NEWSポストセブン』に報じられて批判を浴びています。メンバーの匂わせ発言には、《嵐の活動再開がないなら期待させないでほしい》という声も寄せられていました」(芸能ライター)

 芸能活動を休止中の大野が事業を拡大するのは自由だが、忍耐強く待ち続けているファンはそろそろ限界が近いかもしれない。大野にはまず、嵐というグループや4人のメンバーに対する“本心”を語ってほしい。