左から竹俣紅アナ、小室瑛莉子アナ、永尾亜子アナ

 フジテレビの竹俣紅アナウンサーが1月21日、自身のインスタグラムを更新。ネット上の“ある噂”を否定した。

男性が女性に無理やりキスを

 竹俣アナは青空の写真を添付すると《ネット上で拡散されている画像について》と綴ったのち、《ネット上で、写っている人物が私である、あるいは、私であるという噂があると拡散されている画像についてですが、写っている人物は私ではありません》と投稿した。

「中居正広さんに端を発する今回のフジテレビ問題をめぐっては、SNS上にいろいろな情報や画像が出回っているのですが、そのひとつが竹俣アナが“自分ではない”と否定した画像なんです」(スポーツ紙記者、以下同)

 その画像というのは、ある男性が女性にキスをしているもの。飲食店のような室内で、女性の顎と後頭部を男性が押さえながら、無理やりキスをしているように見える。その男性が中居トラブルに関わったとされるフジテレビの人物で、相手の女性が竹俣アナではないかとの無責任な情報がSNSやネット上に拡散されていたのだ。

 ただ、この画像に振り回されたアナウンサーは竹俣アナだけではない。

「画像に写っている女性は元フジテレビで現在はフリーの永尾亜子アナではないのか、という情報も流れていました。そのため、1月15日に永尾アナが“私ではございません”とSNSに投稿し、否定しました」

 永尾アナの投稿は、

《書くかどうか迷いましたが、目に余るものもあるため書かせてください。ある画像に関して、名前付きであたかも写真の人物が私であるかのように憶測で書かれている投稿やウェブサイト、DMを見ましたが、私ではございません。とても迷惑しておりますのでやめてください》

 というもの。

 ネット上に真偽のわからない噂や誹謗中傷が出回っていることに対して、同じくフジの小室瑛莉子アナも20日の『めざまし8』に出演した際にこう述べている。

《今回を機に私の同僚や私自身もSNSでまったくの臆測が広がっていて。毎日悔しい気持ちで正直、いっぱいです》

 自分ではない、まったくの憶測だと、次々と否定する女性アナウンサーたち。噂に振り回されるのは不憫だが――

「女性側はもちろんですが、画像に写っている男性も週刊誌に報じられたフジテレビの当該局員なのかは不明です。仮にその局員だとしても、意に沿わない画像が流出して拡散されていることだけを切り取れば、彼もまた被害者だといえます」(プライバシーに詳しい弁護士)

 中居問題で報じられたフジテレビ編成幹部は、1月15日から「心身の負担が募っている」との理由で出社はしていないという。

「彼は出席予定だった広告代理店向けの説明会に不参加で、別の人が代わりに来場したと聞いています。また港社長の会見前日に行われた“新年会”も欠席しました。今回の中居さんの問題にどう関わっていたのかはまだわかりませんが、いずれにせよ、フジテレビの調査が終わるまでは何も言えない以上、姿を隠すしかないでしょうね」(前出・スポーツ紙記者)

 フジテレビは第三者委員会の設置を検討しているという。視聴者だけでなく、迷惑をこうむっている女性アナウンサーたちも納得できる調査報告を待ちたい。