1月23日、中居正広が芸能界からの引退を有料会員サイト上で発表した。
「’24年12月19日、一部週刊誌で中居さんが過去に会食で同席した女性とトラブルとなり、代理人を介して9000万円の解決金を支払うことで示談が成立していたことが報じられました」(スポーツ紙記者、以下同)
「アイドルの引き際」をアドバイスした過去
かつて国民的アイドル『SMAP』のリーダーだった中居のスキャンダルの影響は大きく、彼のレギュラー番組は続々と打ち切りや休止が発表されることに。
中居は引退コメントの締めに、彼のファンクラブ会員の愛称である“ヅラ”に対して、
《皆さん一度でも、会いたかった 会えなかった 会わなきゃだめだった こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい。さようなら…。》
と、メッセージを掲載しているが、この文章に対してネット上では、
《ポエムみたい》
《50代なのに幼稚な文章》
《感傷的で未練がましい》
といったネガティブな意見も散見される。
「中居さんは、長年メディアの第一線で活躍してきたいわばトップタレント。そのレベルの方が会見も行わず、このような文章だけで引退してしまうのですから、多くの人がもどかしく感じるのも無理はないかと」(芸能プロ関係者、以下同)
そんな中居は、過去に旧ジャニーズ事務所の後輩にあたる滝沢秀明にアイドルの引き際についてアドバイスした過去がある。
「滝沢さんは’18年9月13日にアイドルを引退して、旧ジャニーズ事務所の役員として後進の指導に専念することを表明したのですが、同時にこれまで今井翼さんと組んでいたユニット『タッキー&翼』の活動を3日前の9月10日付けで終了していたと報告したんです。これを知った中居さんは滝沢さんに直接連絡して、ファンのために『タッキー&翼』として最後のパフォーマンスをするように説得したといいます」
滝沢秀明に放った一言がブーメランに?
中居のアドバイスもあって、滝沢は、この年の大晦日に行われたジャニーズカウントダウンライブで『タッキー&翼』として参加することに。一連のやり取りは 滝沢がゲスト出演した‘18年12月放送のTBSのバラエティー番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』でも触れられており、この放送では中居は滝沢に、
「今のタキツバは“、(読点)”だから“。(句点)”をつけて活動を終了させなさい」
とアドバイスしていたことを明かし、中居は続けて、
「今まで応援してくれた人たちはすごく大事だから、(最後のパフォーマンスをすることで)その人たちが次に進める」
と、引退にあたってのファンとの向かい合い方を示していた。このやり取りを覚えているファンたちは、今回の中居の引退宣言にあたり、
《タッキーに“。”付けなって言ったじゃないかよ》
《タキツバには“。”をつけて終わるようにアドバイスして、自分の引退コメントは“…”で終わってる》
など、中居の過去の発言と矛盾した幕切れを嘆く声も。
「中居さんが芸能界を引退した以上、本人の口から騒動の詳細が明かされることはないでしょう。今後、ますます憶測を呼んで、芸能界やテレビメディア全体の混乱が続くのでは」(テレビ局関係者)
この大騒動に完全な“句点”が打たれる日は永遠に来ないのかもしれない――。