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大谷翔平の所属するドジャースに日本から強力な援軍が加わった。昨年まで千葉ロッテマリーンズに在籍した佐々木朗希の入団が決まった。
「日本ハム時代の大谷選手に並ぶ日本人投手最速タイの165キロを記録した佐々木選手は、メジャー20球団以上が獲得に乗り出したとされています。ドジャースのオーナーの家で行われた佐々木選手の面談を兼ねた夕食会には大谷選手も参加。現地メディアは、その会について“大谷はバスの運転手のようにみんなをリードした”という表現で伝えていました」(スポーツ紙記者、以下同)
佐々木獲得の先導役を担った大谷にとって、彼は同郷の後輩でもある。
「2人とも岩手県出身。2023年のWBCでは大谷選手から佐々木選手に岩手県内で店舗を展開している『福田パン』について“知ってる?”と聞いて、地元トークで盛り上がったみたいです。そんな気遣いができる大谷選手なので、佐々木選手の“アニキ”的存在になるでしょう」
佐々木加入で大谷の登板にも影響
2人が話題にした『福田パン』の福田潔社長に、そのことを聞いた。
「話題にしてくれたのは驚きましたし、うれしかったです。佐々木選手もドジャースに決まって、これで岩手をスポーツでさらに盛り上げて、楽しませてほしいです。いつかは岩手に戻ってきて、次に続く人を育ててほしいですね」
みちのく生まれの2人は、お互いにどんな影響を与えるのか。メジャーリーグ研究家の友成那智さんに聞いた。
「メジャーリーグでは5人で回すことが一般的な先発投手のローテーションを、大谷選手が投手として復帰することもあって、ドジャースは今年から6人で回す予定です。大谷選手にとっても、佐々木選手にとっても、身体の負担を減らすことができます。
大谷選手はエンゼルス時代のメジャー1年目に無理をして1度目の右肘の手術を受けました。ドジャースとしては、佐々木選手で同じことは避けたいので、大谷選手の経験は生きてくると思います」
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佐々木の加入は二刀流復活にも追い風なようだが、いつから“投手・大谷”が見られるのか。
ベビー誕生で大谷の生活も変化か
「打者では問題ありませんが、投手としてのメジャー復帰は5月になるでしょう。エンゼルス時代に手術を受けたときにはマイナーリーグで登板せず、ぶっつけ本番のような形で復帰して、散々な結果に。それを踏まえて今回はしっかり管理して、完全復活を目指すでしょう」(友成さん)
今年の大谷といえば、もう一つ楽しみなことが……。
「2024年12月に真美子さんの妊娠が発表されました。チームメートで2児の父のムーキー・ベッツ選手は大谷に向けて“子どもが生まれたら寝る時間がなくなるから今のうちに寝ておいたほうがいい”と助言。大谷選手は1日10時間以上寝るほど睡眠を大事にしています。それが削られるかもしれませんが、愛するわが子のためにも、さらなる結果や記録を残すでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
公私での“ファミリー”が増えて迎える2025年シーズン。新たなSHOHEIが見られそうだ。