2025年もひと月が経過。“もっとハピネスになるために、おふたりにあやかりたい!”という読者のため、叶姉妹が新刊『叶姉妹のファビュラス・ワールドMAX』を携え、週刊女性に降臨! 美の秘訣や恋愛、食にまつわるありがたいお言葉を頂戴した。
昭和レトロな画風の恭子さんは本人そっくり
「わたくしたちのコミカライズについて、もう何十年も前から、たくさんのオファーをいただいておりました。とてつもなく多くの候補を何年も何年も吟味しながら、その中で、『この絵が好き』と思ったのが、白ふくろう舎さんのアートです」(恭子さん)
叶姉妹のインスタグラムで不定期連載されていた、叶恭子さん完全プロデュースによる漫画。まとめて読みたいという声に応えたのが本書だ。
ちょっと昭和レトロな少女漫画風の絵柄で描かれた恭子さんと美香さん、花びら舞い散る世界観が乙女心をくすぐる。ドキドキするような全裸や女豹(めひょう)のイラストも。
「ファビュラスな姉が、驚くほどそっくりに描かれています。皆さんから“コミックという表現なので、とても理解しやすい”と好評のようです」(美香さん)
ファビュラスな魔法をかける恭子さんの名言は、日めくりカレンダーになるほどだが、ゴージャスなコミックの絵柄とセットになることで、さらに説得力が増している。
叶姉妹の美の秘訣、美容のテクも明かされている本書。《まず ご自身を知ること すべてはそこからです》と、最初に恭子さんの言葉がある。
「わたくしは特にボディチェックを“バスタイムに”とか“寝る前に”などとは決めておりません。さらにボディチェックという感覚も持っておりません。
常に自宅では全身を360度確認できる鏡があり、自身の姿をすみずみまで見られる環境があります。
どのパーツをどのようにというより、全身を1ミリの狂いもなく、瞬間、瞬間でスキャンしています」(恭子さん)
圧倒的な美の秘訣とは?
すでに叶姉妹ファンの間では周知の事実ながら、恭子さんは自宅やホテルライフでは何も身に着けておらず、「ルーブル美術館の彫像のようなネイキッド(裸)がデフォルト」だとのこと。
「私は1日8分の『叶ポージング・エクササイズ』をファビュラスな姉の指導のもと、行っています。
このエクササイズは、私たちのインスタグラムを見ていただくと詳細がわかるのですが、ファビュラスな姉が考案した、全身をバランスよく整えて思いどおりに鍛えることができる、わずか8分のエクササイズです。
ときどき、かなりハードなポージングを取り入れられるときもありますが、ファビュラスな姉の適切な声がけで、目標のもう一歩先、もう1セット、と実行できて、達成できたときは大きな幸福感に包まれます」(美香さん)
恭子さんや美香さんのような完璧な美ボディを目標にするのはハードルが高そうだが、恭子さんの声がけをイメージしてトライしよう。
高価な美容液やエステに抵抗がある人も、インスタで紹介される『叶ポージング・エクササイズ』や叶流の入浴法『バスタイム・メディテーション』なら気軽に始められそうだ。
「わたくしが最も大切にしていることは私自身。その権利は自らのポリシーの責任を伴いながら、絶対手放してはいけないものです」(恭子さん)
海外トップモデルであるグッドルッキング・ガイの彼女(やはり海外のショーやファッション誌を飾るトップモデル)が恭子さんを好きになり、彼氏に嫉妬したというエピソードも有名だ。恭子さんの愛に性別は関係ない?
「関係ないということはありませんが、女性だからという理由でNo Thank Youではないですね。ただ、ルールというよりマナーや人さまに迷惑をかけない、ということはわたくしのポリシーのひとつです」(恭子さん)
叶姉妹にとってのメンズとの関係
数多くのグッドルッキング・ガイと恭子さんのデートのスケジューリングを担当しているのは美香さん。帰りたがらないメンズを説得する、なんていうときもあるそう。
「ファビュラスな姉とグッドルッキング・ガイとの関係に関しては、現実的に一番必要とされるのは“忍耐力”だと思います。
ファビュラスな姉の中では、お付き合いやデートという観念もなく、今、このとき、この男の子(たち)と、会っている、というだけ。恋人とか、ボーイフレンドとかそういう概念がないし、それを相手の方にも押しつけません」(美香さん)
美への追求に妥協のない叶姉妹。当然、食についてももちろん独自の哲学がある。肉食の食生活はいつから?
ファビュラスな肉食主義
「ずっと前からです。ファビュラスな姉が始めて広め、今では皆さんが取り入れている“モーニングステーキ”といった言葉や糖質制限といったブームが出てくる前から、私たちは上質なタンパク質を欠かしません。
もちろん炭水化物やフルーツ、スイーツなどもおいしくバランスよくいただいております」(美香さん)
「何があなたにハピネスをもたらすかは、あなたにしかわからないもの」(恭子さん)
この名言をもとに、皆さんもファビュラスな2025年を送るため、自分磨きでハピネスを呼び込んでみては?
取材・文/ガンガーラ田津美 写真提供/叶姉妹