日本テレビ系列で放送されている川口春奈主演のドラマ『アンサンブル』。公式インスタグラムで、川口と元恋人役の田中圭が肩を並べた画像が投稿されたものの、2人の“設定”が思わぬ反響を招くことになった。
「さすがに無理がありすぎる」
『アンサンブル』は川口が現実主義の女性弁護士・小山瀬奈を演じ、松村北斗(SixTONES)が瀬奈とバディを組む理想主義の新人弁護士・真戸原優役で共演。田中演じる宇井修也は瀬奈と5年間交際していた過去があり、現在はインバウンドベンチャー企業の代表というキャラクターだ。
1月27日に公式インスタグラムで公開された川口と田中のツーショットは、現在の瀬奈と修也の姿ではなく“大学生時代”の設定。田中は普段と異なり前髪を下ろしたヘアスタイルだが、ネット上には、
《田中圭の大学生姿はさすがに無理がありすぎる》
《髪型変えてがんばってるけど顔がシワシワなんよ……》
《若く見せようとしてるところが逆に痛々しい》
《40に大学生演じれってイジメだろ》
といった声が並んでしまった。
若者シーンは“鬼門”
「笑顔がチャーミングな田中さんも、もう40歳ですから。髪を下ろしてガラっと印象を変えていますが、目元に刻まれたシワまでは消せません。川口さんも2月に30歳の誕生日を迎えますが、もともと“アラサーに見えない”と言われていたため、今回の投稿でも《違和感がまったく仕事してない》と大好評。そんな川口さんの隣に並んでしまったため、田中さんの大学生設定が余計に浮いて見えてしまったのではないでしょうか」(芸能ライター)
田中の学生姿といえば、2023年公開の映画『Gメン』もまだ記憶に新しい。なんと田中はリーゼントヘアのヤンキー高校生を演じており、映画公式サイトに寄せたコメントには《まさか今高校生役をやるとは、オファーしてくる人がいるとは》という一文も。
ただ、同映画には田中だけでなく、高良健吾やEXITのりんたろー。ら1980年代生まれのキャストも高校生役で出演。《無理がありすぎる》という声が上がったものの、キャスティングそのものが“ネタ”になっていたといえる。
今回の大学生設定で再びツッコミを浴びてしまった田中だが、俳優にとって自身の年齢より下の若者シーンを演じるのは鬼門なのかもしれない。
「2024年4月期のテレビ朝日系列ドラマ『Destiny』第1話では、石原さとみさんや亀梨和也さん、田中みな実さんら30代後半の俳優陣が大学生役を演じ、ネット上で《おじさんおばさんの集団にしか見えない》と総ツッコミが入りました。最近では1月10日公開の映画『366日』で主演を務めた現在30歳の赤楚衛二さんが、10代シーンを演じた際の裏話をTBS系列の『THE TIME,』で自ら暴露。衣装合わせではメイクをしておらず、《青ひげの高校生やばいな》と感じたそうです」(テレビ誌ライター)
俳優の実年齢を考えれば、見た目的には当然無理があるだろう。しかし、そんな違和感を払拭するほどの演技力で乗り切ってくれることを期待したい。