元女子アナYouTuber・青木歌音が、自身のXで《芸人さんからは過去に2名から色々された》《そのうちの1名ならヒント出せます》《西日本のご当地ゆるキャラに似た芸人さん》《アパレルもしてる人》と語り、波紋を呼んでいる。
「とある芸人さんが…」
「青木さんは過去に『スカパー!』番組内のアナウンス部に所属していた経歴の持ち主です。フジテレビ所属ではなかったものの、当時フジの人間と接点があったことから、1月14日にXで《私が別の局でアナウンサーやってた時に、フジの番組制作を掛け持ちしてるお偉いさんの車によく乗せられてたんだけど、キスや身体を触らせて満足して頂くまで降ろして貰えなかった。断るとキレられる》と投稿して注目を集めました」(スポーツ紙記者)
その後、1月20日には《私が女子アナ時代、フジテレビの偉い人から色々されたので告発します。》というタイトルで自身のYouTubeを更新。動画内で「スタッフさんたちは基本的にフジテレビの中を頻繁に出入りしている方々」「その中で一番トップをはっていた方がいて、その方が私にセクハラとか……色々された」などと告白している。
フジテレビや芸能界への追撃はこれで止まらず、1月22日にはXで《既にとある新聞社にはお偉いさんの名前と私を脅すために「俺はコイツとヤッてんだぞ?」と言いながら見せて来た枕営業中の写真と詳細も全て共有済みです》と投稿。万が一、相手が口封じのために自身へ危害を加えてきた場合の“保険”としているようだ。そして……。
「1月24日、青木さんが《とある芸人さんがこのフジテレビ騒動の件でXで綺麗事を言ってるけど、あなたはそれを言える立場なのかな、、?》と攻撃的な姿勢を見せたことで、ネット上では《芸人って誰のことだ?》とさまざまな憶測が拡がる事態となりました。そこから“ヒント”の投稿に繋がったわけです」(芸能ライター)
実名告発の条件
被害が事実なら青木の言い分はもっとも。しかし、一部ではこの投稿に、
《実名を出さないで色々言うのはどうなのかな》
《これじゃあまるで脅迫みたいだよ》
《飛び火を防ぐためにヒント出すなら、いっそ実名で言えばいいのに》
《完全な私刑だね》
などの意見も出ている。事実、青木のポストには芸人を断定する返信が数多く書き込まれ、《これだけわかりやすいヒント出すなら、伏せた意味ないじゃん》との声も。
とはいえ、一連の告発に関して青木は1月15日に“実名告発の条件”として《身の危険が起きない事を保証出来る状況である事》《証拠不十分と言われ私が訴えられても資金力で対応出来る状況である事》の2つを挙げている。そこから考えると、今はまだ実名告発できる状況ではないとの判断により、ヒントを小出しにする形で告発しているのだろう。
フジテレビに限らない、芸能界の“性的消費問題”の告白。多くの人の声によって2017年にアメリカから拡がった「#Me Too運動」のように、日本でも大きなムーブメントを巻き起こすのか。