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元フジテレビの“看板アナ”として活躍した内田恭子が、人材派遣会社の顧問に就任。メンタルケアサポート業務を行うことを自身のインスタグラムで発表した。しかし、そのタイミングが揺れるフジテレビの問題と重なり、ネット上では厳しい声が飛び交っている。
2年半にわたり研鑽を積んだ
内田アナは2月2日までに、自身のインスタグラムで《株式会社エントリーの顧問に就任し、メンタルケアのサポートをkikimindfulnessでさせていただくことになりました》と報告。《今どの業界でも、メンタルダウンによる離職率が課題になっています》《従業員の方がよりよいパフォーマンスをあげられるお手伝いをしていけたらと思っています》と、熱い想いを語った。
しかし、ネット上では《このタイミングでの発表はさすがに空気読めてなさすぎでは?》《フジのトップ女性アナだったが、何の“上納”もなかったのか》といったさまざまな声が続出。
そんな内田アナは、古巣のスポンサー離れについて情報番組『ゴゴスマ』(TBS)で言及している。
「これまでの一連のフジテレビの対応を見ていると、スポンサーが離れていってしまうのは仕方がないことなのかなという気はしています。テレビ局というマスメディアの上に多少なりともあぐらをかいていた部分はあるんじゃないかなと思っていて」と指摘。「コンプライアンスとか時代の変化とともに、組織が追いついていけてなかった部分が今回の結果につながったんじゃないかと思っています」と語っている。
また、「今回の件でフジテレビの人たちとも話していますが、みなさん本当に詳細を知らないんですよ」、「会社としてはスポンサーや視聴者の皆さんはもちろんのこと、社員のためにも納得のいく対応をしていってもらいたいと心から思います」と胸の内を語った。
そもそも、なぜ内田アナはメンタルケアに関心を持ったのか。
「彼女自身がフジテレビ時代に過酷な勤務によるストレスを経験していたということがあります。生放送の連続で生活リズムが乱れ、体調を崩すこともあったそうです。会社のクリニックに相談したらすぐに薬を処方され、その対応に違和感を覚えたとか。それがきっかけで、メンタルケアの重要性を意識しはじめたようです」(テレビ局関係者)
内田アナはコロナ禍を機に本格的に学び始め、米マサチューセッツ大学のオンライン講座やドイツのマインドフルネスセンターで2年半にわたり研鑽を積んで、トレーナーの資格を取得。現在はオンラインでの「マインドフルネスストレス低減法プログラム」というものを提供しているそうだ。
とはいえ、ネットでは疑問や憶測の声は少なくない。
《マインドフルネストレーナーの資格があるとはいえ、精神科医とか臨床心理士とかと比べると専門家とは言えない気も》
《元フジアナなら、今まさに苦しんでいるX子さんのサポートをすべきでは?》
自身の新たな挑戦が、多くの人々の支えになればいいが――。