矢口真里

 2月11日、タレントの矢口真里が『愛のハイエナ3』(ABEMA)にゲスト出演し、過去の不倫騒動について語った。矢口の不倫は2013年、当時の夫・中村昌也の外出中に自宅で相手男性と密会していたところを見つかり発覚。

 騒動後しばらく芸能活動を自粛していた矢口だが、番組ではこの期間について「キツかった」「テレビでは自分のことをめちゃめちゃやってて、もうほんとに色んな人が言いたい放題言ってて」などと発言した。

「お前が言うな」

「矢口さんの不倫騒動は“元国民的アイドルの不倫”ということだけではなく、浮気がバレた際の顛末も話題になりました。中村さんの留守中に、当時の不倫相手(現夫)を自宅に招くだけでも相当なものですが、さらに突然中村さんが帰宅したために、相手は“服を着ずに”クローゼットに隠れたんです。しかし、結局中村さんに見つかり土下座をして謝罪したそう。まるで“昼ドラ”のような展開に、当時驚いた人も多いのではないでしょうか」(ワイドショースタッフ)

 一連の騒動で、“クローゼット不倫”という言葉と共にすっかりイメージが固まってしまった矢口真里。“やらかした側”の矢口が今回、番組で「キツかった」などと発言したことに対して世間からは、

《お前が言うな》

《自分がやったことなのに被害者ヅラ?》

《キツかったのは元旦那の方だよ》

 など、批判の声が噴出している。

「めちゃくちゃ怖かった」

 なお、矢口は騒動の後に中村昌也と離婚。2018年には当時の不倫相手と再婚し、翌年第一子となる男児を出産している。結婚生活は順風満帆なようで、2021年の結婚記念日には夫婦で食事デートしたことをブログで報告している。しかし、この投稿も《元夫が本当に可哀想》《不倫の末の結婚なのに配慮がない》と炎上する結果になってしまった。

「2016年には、不倫騒動をネタにした日清カップヌードルのCMが視聴者からの苦情で放送中止となりましたから、やはり不倫のイメージは相当悪い。矢口さんは2015年のフジテレビ系『ホンマでっか!?TV』で、騒動以降“街を歩くのも怖い。レンズが怖くなってしまって、黒いキラって光るものが目の隅に入った瞬間に『あっ怖い』って思ってしまう”と語るなど、当時かなり悩んでいたことを各所で明かしています。自業自得とはいえ、つらい思いをしたことは事実のようですね」(テレビ誌ライター)

別人と指摘された、矢口真里(本人のインスタグラムより)

 2023年3月放送の『八方・陣内・方正の黄金列伝』(読売テレビ系)では、「恥ずかしすぎて、自分の中の妄想がバンバン膨らんで全員が敵というか。世界から追われてるんじゃないかってくらいで。めちゃくちゃ怖かった」と騒動当時の心境を語っている矢口。一方、子どもを産んだことで「この子のためにいろんなお仕事をして稼がなきゃ。イメージもずっと悪いまま消えていくのもよくないので、良いところも見せつつ仕事を続けていかなきゃって」とも明かしている。

 “やらかした”事実は消せないが、子どものためには働くのみ!