水野美紀

 江戸時代を舞台に、横浜流星が後に“メディア王”となる主人公を演じるNHK大河ドラマ『べらぼう』。現在は、江戸の遊郭である吉原の活気を取り戻すべく、主人公が奔走する姿が描かれている。

「初回の視聴率は12・6%と、大河ドラマでは史上最低の数字となってしまいましたが、出演者の名前などの関連ワードがX(旧ツイッター)で頻繁にトレンド入りしており、注目度の高さがうかがえます」(テレビ誌ライター、以下同)

 小芝風花が演じる伝説の花魁が属する老舗女郎屋の女将を演じているのが水野美紀だ。

「ただ、そのビジュアルが“眉毛なし”だったことで、水野さんが出演していることに気づかなかった視聴者も多いようです」

《とうとう原形とどめなくなった》

 ネット上でも話題になっており、

《とうとう原形とどめなくなった水野美紀
《あれが
水野美紀?》

 といった声が。

まるで別人のような眉なし姿の水野美紀(『べらぼう』インスタグラムより)

「水野さんは“眉なし”の役づくりのために、ギリギリまで眉毛を剃って、残りの毛は脱色して薄くしたそうですよ」

 役のための努力を惜しまない水野だが、プライベートでは1児の母として子育てにも奮闘している。

「俳優兼イラストレーターの唐橋充さんと2016年に結婚して、2017年に43歳で出産しました。一般的には高齢出産といわれる年齢ですが、人生経験を重ねているぶん、気持ちの余裕を持って子育てに取り組めているそうです」(スポーツ紙記者)

 子どもは2024年に小学校に入学。この春に2年生となる。

夫婦共に働いていますし、お子さんも完全には手が離れる年齢ではないので、撮影現場に連れてきていることもありますよ」(芸能プロ関係者、以下同)

『べらぼう』の撮影にも“子連れ”で参加。

「現場にシッターさんを呼んでいました。そのおかげで、撮影に集中して取り組めたのではないでしょうか」

 NHKの現場では、ママへのサポートが手厚いようで、

「2017年に出産した安藤サクラさんが2018年に放送された朝ドラ『まんぷく』のヒロインを演じた際は、現場に託児所がつくられました。この託児所を2023年放送の『ブギウギ』に出演した蒼井優さんも利用していたといいます。2023年の大河『どうする家康』に出演した、妻夫木聡さんの妻・マイコさんが、お子さんを連れて現場に来ていたこともありました」(NHK関係者)

 サポートが“べらぼう”に手厚いおかげでママでも女優でも充実しているみたい!