岡田紗佳プロ(本人のインスタグラムより)

《体調の回復の見通しがたたないため一旦番組を降板したいと申し出、受け入れていただきました》

 2月15日、伊藤友里アナウンサーが、プロ麻雀リーグ『Mリーグ』のリポーターから降板することを自身のインスタグラムで報告した。

プロ雀士が初心者に“暴言”

「伊藤さんは1月31日から、体調不良で番組を欠席していました。その理由のひとつとして、1月24日に同リーグのチーム『KADOKAWAサクラナイツ』のYouTube生配信中に、メンバーである岡田紗佳プロから“ハキハキしゃべれんかね。麻雀のことわからんくせに”などと、暴言を吐かれたことが関係しているのではと囁かれています」(スポーツ紙記者)

 失言が炎上した岡田は、翌日に自身のXで、

《全部私が悪いです。不快に思った全ての方、本当にすみませんでした。反省します》

 と謝罪。

「『Mリーグ』は、競技麻雀の普及と発展を目的に'18年に発足。今期で7シーズン目になります。伊藤さんは'20年から公式リポーターとして携わっていました。

 確かにMリ―ガーの岡田さんからすれば、伊藤さんの麻雀の知識は十分とは言えないものだったのかもしれません。しかし、伊藤さんの自宅には麻雀卓もあるそうで、彼女なりにたくさん勉強していたのだと思います。麻雀の普及を目的とする『Mリーグ』のプロ雀士が麻雀初心者に対して放つ言葉としては、不適切だったと言わざるを得ません」(前出・スポーツ紙記者)

軽視されつつある“麻雀の普及”

 伊藤アナの降板発表を受けて、同リーグの『渋谷ABEMAS(アベマズ)』に所属する白鳥翔プロは自身のXで、

《俺は個人的に伊藤さんのインタビュー好きだったし、能力がうんぬんとか言われてるのちらほら見たけどインタビュー受けてる側としてはいやだなあとか感じたことなかった。他の人と違うのはインタビュアーそれぞれ個性あるんだから当たり前》

 と伊藤アナをフォロー。さらに、同チームに所属する多井隆晴プロは、

《凄く残念な気持ちと麻雀界の人間として申し訳ない気持ちがある 誰かを責めたいとは思わないし 自分自身そんなこと言える人間ではない これからも自分にやれることを今まで以上に頑張ろうと思う》

 とコメントを寄せていた。

岡田紗佳プロの過去の発言に注目が集まっている(本人のXより)

 '24年10月、岡田はSNSでの誹謗中傷に対し、開示請求を行ったが、その際、自身のXで、

《「麻雀業界のSNSが怖いから麻雀を好きになれない」という声をいくつも聞いて来たので、少しでも新たな麻雀ファンが増える環境を作れたらいいなと思って行動いたしました》

 と思いを語っていた。

「岡田さんが言うように、麻雀対局中は目に余るような批判コメントが寄せられることもあります。そうしたコメントへの注意喚起だったのかもしれません。しかし、今回、当の本人が不適切な発言をしてしまったのは残念です」(前出・スポーツ紙記者、以下同)

 昨今は『Mリーグ』が掲げる麻雀の“普及”が軽視されつつあるという。

「麻雀はルールが複雑なので、“興味はあるけど、最初の一歩を踏み出せない”という初心者の方が多いと思います。そうした初心者を潰してしまうようでは、競技麻雀の発展はあり得ません。昨今は実力を重要視しすぎて、根底にある“普及”の部分が軽視されているような印象です。

 伊藤さんはプロのリポーターとはいえ、麻雀の知識に関してはプロ雀士と比較すると見劣りするのは当たり前です。岡田さんは、その点を十分理解していると思っていたのですが……」

 降板報告の際、《いちMリーグファンとしてずっと番組を応援しています》と綴っていた伊藤アナ。再び『Mリーグ』の舞台で彼女の姿が見られる日は来るのだろうか――。

《モデルとしても活躍する岡田紗佳の最新写真集》