太田光(2022年9月)

 歯に衣着せぬ物言いで、ネタでもフリートークでも常に話題を振りまく爆笑問題太田光。2月16日の『サンデー・ジャポン』(TBS系)では、オンラインカジノ疑惑に揺れる令和ロマン・髙比良くるまに対して「見せしめ的なことに使われてしまっているんだとすれば、ちょっと僕は気の毒だなと思う」など寄り添う発言を見せたのも記憶に新しい。

「フジテレビの報復?」

 そんな中、2月17日に太田がナレーターとして出演するフジテレビの番組『ぎりぎりをせめるので続くだけやります法律お笑い』が、突如として放送休止を発表。公式サイトには《大変申し訳ございませんが、次回放送日は未定となります》と表示されており、理由は明らかになっていない。

 爆笑問題の所属するタイタンの太田光代社長も、Xにて《出来るだけ早く復活出来ることを祈ってます》と投稿。一連の“放送休止騒動”に、世間からは、

《これってもしかしてフジテレビの報復?》

《中居問題で相当攻めた発言してたからな。フジも扱いにくくなったんだろう》

《太田もなにかやらかした?って思ったけど、フジテレビの怒りを買っただけかな》

 といった憶測が広がっている。

毒舌っぷりは変わらず

「太田さんは、今年の元旦にフジテレビ系列で放送された『新春!爆笑ヒットパレード2025』で“フジテレビ、潰れます”“Aプロデューサーって誰?”など、中居正広さんとフジテレビの騒動をイジりまくりました。さらには“日枝出てこい!”と、フジサンケイグループ代表の日枝久氏にまで言及。同番組は生放送ですから、もちろんカットもできず、攻めた発言でお茶の間を驚かせました」(テレビ誌ライター)

 世間に強いインパクトを残した太田の発言。しかし、2月10日の『文春オンライン』では、光代社長が《誰も何も言わないのは不自然じゃないですか?》《「ああ、いつもの爆笑問題だな」と安心しました》とも語っている。本人たちにとっては“平常運転”の範囲内だったのだろう。

1991年出版の『アナ本2』(フジテレビ出版)。社内事情が赤裸々に……

「2月11日深夜のTBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』では、“芸人にセカンドチャンスを与える”というコンセプトのフジテレビの賞レース『THE SECOND』に言及。“フジテレビ自体がTHE SECONDだから”などとイジっていました」(芸能ライター)

 同番組では、『THE SECOND』の放送時間が長いことに絡めて「フジテレビは全部そう。記者会見でも何でも。おじさんばっかり出てきて長時間でね」とも発言。相変わらずの毒舌っぷりを見せつけていた。

 止まらない太田の発言に“釘を刺した”形なのか、それともほかの休止理由があるのだろうか……。