元フジテレビアナウンサーの渡邊渚

 1月29日にフォトエッセイ『透明を満たす』を発売した、元フジテレビアナウンサーの渡邊渚。5万文字のオール書き下ろしと、80ページにわたるグラビア写真でファンを魅了した。

 渡邊といえば2023年6月の“雨の日”の出来事を機に体調を壊し、7月から休職。その後、2024年8月にフジテレビを退社し、同年10月にはPTSDを患っていたことを公表。

「彼女が発信するSNSは、同じ病に苦しむ人々から共感を得ています。何かと発言が注目されるようになり、2月に入り月額1500円の有料会員クラブを立ち上げ、さらに話題になりました」(スポーツ紙記者)

「暴走してる気がする」

 フォトエッセイの売れ行きも好調で、写真集ランキングの1位を獲得。そして3月3日発売の週刊プレイボーイでは「新たなチャレンジを続ける彼女の新章が始まる!」という告知とともにDVD付録付きで登場することが発表された。

 これに対しSNSでは、

《メンタル強っ!》
《暴走してる気がする》

《何を目指してんの?》
《どしたどした》
《女子アナになるくらいだし、肝は据わってるって事だな》

 プレイボーイは水着の女性がグラビアを飾り、読者のほとんどの男性ということで、渡邊とのギャップを感じた人が多くいたよう。

 しかし渡邊は以前にもグラビア撮影を経験しており、《時々、『PTSDの人間がグラビアをやれるわけがない』と言われますが、私は病気になるずっと前からグラビアページに出ていたので、こうして写真を撮られることに抵抗感がありません》(本人インスタグラムより)と反論したことも。

「彼女はPTSDになって生活が一変し、生きている意味を見失って自分で自分を傷つけたこともあると、インタビューで語っています。でも今はそれを乗り越え、“自由な生き方をしたい”と。グラビア撮影も、彼女がどんなショットを見せるのか気になるところですが、楽しみにしているファンは多いのではないでしょうか」(同前)

 実際に、

《負けてたまるかって気持ちでがんばって動いてるんだろうけどあんまり無理しすぎないように調整しないとだよ》
《誰が何と言おうが俺は買うぞ》
《やりたい事自由にやったらえーやん》

 といった応援も飛び交う。

 アパレルブランドmoz FOREST LABELとのコラボ商品の販売や週刊誌の表紙を飾るなど、その活動は多岐にわたる。

『じゃあ、今のあなたの肩書は?』と聞かれたら、『タレント、モデル、エッセイスト、経営者(自分の会社の代表なので)』と答えるだろう》(『透明を満たす』本文より)

 肩書きから「アナウンサー」を外し、次はどんなことに挑戦するのだろうかーー。