
2月19日、映画『ウィキッド ふたりの魔女』のジャパンプレミアイベントが行われ、主演のシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデらがレッドカーペットに登場し、舞台挨拶を行った。
サニバニの緑ペイントで“被害者”が
「『ウィキッド』は児童文学作品『オズの魔法使い』の前日譚とされる物語で、100以上の演劇賞や音楽賞を受賞するなど、傑作舞台のひとつとして世界的に知られています。今回、その『ウィキッド』が映画化され、シンシアの日本語吹き替えを俳優の高畑充希さん、同じくアリアナの吹き替えを歌手の清水美依紗(みいしゃ)さんが務めています」(スポーツ紙記者、以下同)
東京ミッドタウン日比谷に主演のふたりが姿を現すと、会場は大歓声に包まれた。
「多くのファンが駆けつけていて、会場は鮨詰め状態になっていました。中には、映画の登場人物のコスプレをした人もいました」
中でも、ひと際目立つファッションを披露した人物がネット上で話題になっている。
「過激なファッションとメイクで注目を集める、モデルのサニバニさんです。彼女は左半身を緑のペイントで塗り、段ボールで作った箱状のものを身に纏っていました」(ファッション誌編集者)
このサニバニのファッションがきっかけで、とある問題が発生した。
《ワンピースの裏側すごく酷い…ついたのレカペでしか考えられないんだけど…》
と、サニバニの緑のペイントが付着したとされる服をアップした投稿が注目を集めたのだ。
渋谷の路上にサニバニの衣装が?
「投稿者は、《後ろに箱?の方がいて乗りかかるくらい押してきてほんとに死にかけた》との投稿もあり、おそらくサニバニさんの前に並んでいた方でしょう。会場の密集度合いを踏まえると、前後左右の人と触れ合う距離感だったことは明らかです。もちろん、サニバニさんもわざと汚したわけではないのでしょうが……」(前出・スポーツ紙記者、以下同)
投稿者を気遣う声が上がる中、サニバニは《ネットで踊らされて真実知らない人で批判しかできないかわいそううける 何とでも言えよ》と反論。この投稿に対して、
《炎上して出た言葉がこれならもう救いようない》
《お前が服汚した事実は変わらないんだから謝罪して弁償してやれや》
《真実ってなに?今世間に認識されてる内容と違う事実があるなら、この状況でそれを説明しないでただうけるとか言ってるのは幼稚だし無責任すぎるのでは》
と、批判が殺到してしまう事態に。その後、服を汚されたとされる被害者は《私としてはクリーニング代等より謝罪や反省がないことの方が一番つらいです》と自身のSNSで思いを綴った。

「サニバニさんへの批判はこれだけにとどまらず、当日に着ていたとされる衣装が渋谷の路上に捨てられていたことに対しても非難の声が上がっています。ほかの人に迷惑をかけても謝罪すらありませんし、とがめられても仕方ありません」
自由なファッションを好むのは良いが、人に迷惑をかけない範囲で楽しんでもらいたい。