
《先日、一般女性の方と入籍致しました。公私共に新たなスタートで期待と不安でいっぱいですが、夫婦で力を合わせて頑張っていきますので、温かく見守っていただけると幸いです》
2月22日、電撃結婚を発表したのはロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手だ。
気になるのは結婚相手だが、佐々木は年下か年上かも明かさない徹底防御ぶり。そんな謎のベールに包まれた新妻はいつお披露目になるのだろうか─。大谷翔平選手の妻・真美子さんの初お披露目の時期を的中させたスポーツライターの小林信也さんに聞いた。
23歳で結婚の理由を分析
「3月18日に東京ドームで開幕戦がありますので、その前後ではないかと思います。ただ、日本のメディアの報道が過熱するようであれば、早めにお相手を公表することはあるかもしれません。アメリカだからといって皆がオープンなわけではなく、奥さんをメディアに晒さない主義のメジャーリーグの選手もいます。松井秀喜選手の奥さんも、公の場にはまったく出てきませんでした」
大谷はただの野球選手ではなく、今や社会的にも大きな影響力を持つ特別な存在だ。夫婦の自然体な姿を見せる大谷と真美子さんに対し、佐々木はまだ23歳と若く、どのような形を選択するのかはわからない。このタイミングで結婚したことについて、小林さんはこう分析する。
「性格は大人びていて、収入も知名度も普通の23歳とは桁が違いますので、モテるんです。元・中日ドラゴンズの立浪和義さんや小笠原道大さんなど、若くして年上の相手と結婚するパターンはわりと多い。佐々木投手のお相手が年上かはわかりませんが。
チームメートは仲間であってもライバルですから、心を許せる相手が見つかって早くに結婚したのだと思います」
奥様会での交流も
言葉や文化の違うアメリカの地で、自分らしくいられる存在は大きいのだろう。
「大谷選手は二刀流なので、その分、試合と練習が多い。佐々木投手はそれに比べると楽で、投げた次の日はオフだったり、上がりの時間が早い。奥さんとゆっくりオフの時間を過ごせると思います」

真美子さんと佐々木の妻が友人になる可能性も考えられるが……。
「立場的に、接する機会も多いと思いますし、プライベートでも自然に交流できるようになれば、真美子さんにとっても佐々木投手の奥さんにとっても互いに心強い存在になるのでは。ドジャースの奥様会で、関わることもあるでしょう。
ドジャースで日本人選手が主要な立場を占めるような勢力になっていますので、日本人コミュニティーへの対応では奥様会の中心的な存在になる可能性もあります」
佐々木は東日本大震災当時、岩手県陸前高田市で被災。津波で自宅が流され、父親と祖父母の3人を失った。新しい家族を見つけ、新婚生活が開幕。メジャーリーガーとしての活躍が期待されるスーパールーキーは、二人三脚でどんな姿を見せてくれるのだろうか。