
timelesz(旧Sexy Zone)のラジオ番組『timeleszのQrzone』(文化放送)に、新メンバーである橋本将生(25)ら4人が出演した。この回にオリジナルメンバーである佐藤勝利(28)、菊池風磨(29)、松島聡(27)は同席しておらず、新メンバーだけでの出演となったが、そこで橋本将生に対し別メンバーが「はっしー」とあだ名で呼んだことで、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所。以下、STARTO社)を長く応援してきたファンから大きな批判を浴びることになった。
新メンバー橋本将生を『はっしー』呼び

timeleszは2024年4月1日の改名後、新メンバー募集オーディション『timelesz project -AUDITION-』(タイプロ)を開催。Netflixで配信され人気を博し、2月に最終合格者5人が発表された。5人のうち2人はSTARTO社俳優部出身だったが、3人は一般人からの応募で合格したことで、ジュニアを経ずデビュー組に加入することには、もとよりSTARTO社ファンの間で賛否が分かれていた。
「今回のラジオでは、一般参加合格メンバーが、同じく一般参加組の橋本将生さんを『はっしー』とあだ名で呼んだんです。これに同事務所の先輩であるA.B.C-Z・橋本良亮さん(31)と愛称が被るとして、STARTO社ファンが一斉に猛反発しています。
橋本良亮さんは2004年に同事務所に入所しており、長らく『はっしー』の愛称で親しまれてきました。同事務所のメンバーやファンの間では、先輩と名前が被った場合は、後輩が先輩とは被らない愛称をつける、という暗黙のルールがある。
人気ジュニアのB&ZAI・橋本涼さん(24)も『はしもっちゃん』という愛称で、『はっしー』と被らないようにしたと言われています」(アイドル誌ライター)
タイプロ時代も橋本将生は同じ候補生から「はっしー」と呼ばれることはあったが、まだ入所前で今回ほど大騒ぎになることは無かった。しかし、今回ラジオで橋本将生を「はっしー」呼びしたメンバーは、一般参加組とは言えすでに事務所に所属している。
そのためX上では、
《普通に考えて、つい最近まで一般人だった人が勝手に事務所の先輩のニックネーム使っていいわけが無い》
《timeleszの人が橋本良亮以外をはっしー呼びしてんの?いい加減に既存メンバーは一般人たちに教えろよ》
《はっしーは橋本良亮、はしもっちゃんは橋本涼ってことくらい常識になりますよね(笑)事務所の先輩と被ってる名前は使わないが筋ですよ、新規の元パンピさん》
《新メンバーがこれ以上叩かれて傷つかないためにも事務所既存メンバーは教えておいてくれよ》
と、先日まで一般人だった橋本将生が大先輩の橋本良亮と同じ愛称で呼ばれることに対し怒り、暗黙のルールを教えていなかったtimelesz既存メンバーや周囲のスタッフへの批判で溢れた。また「橋本良亮」がトレンド入りした。
橋本良亮のコメントは

なお橋本良亮自身は、収録日は不明ながら3月4日までに更新されたグループのYouTubeチャンネルで、自分のあだ名は「はっしー」だと明言。timeleszの橋本将生について「かっこいいよね。色気ある」と褒めつつも、「ちょっと、ビビってる」、「ちょっと『橋本』が被っちゃうんだよね。ここで俺の『橋本』を終わらせたくない」と不安な様子を見せていた。
「A.B.C-Zファンがこれだけ声高に橋本良亮さんの愛称を守ろうとするのには、理由があります。本人がYouTubeで『橋本』被りを気にしていたのもそうですが、A.B.C-Zはこれまでに、“後から横取りされた”とファンが感じることが何度もあったんです。
今飛ぶ鳥を落とす勢いのSnow Manでは、岩本照さん(31)が同事務所内で人気番組『SASUKE』(TBS系)に出演した先駆者のように扱われていますが、実際にはA.B.C-Zの塚田僚一さん(38)が先。
また、ライブ中、メンバーが『俺たちとみんなで~?』と問いかけ、ファンが『Snow Man!』と答える掛け合いも、『俺たちとみんなで~?A.B.C-Z!』と、A.B.C-Zが先にやっていたと彼らのファンは主張しています。それでも、事務所内であまりファンダムが大きくないA.B.C-Zのファンは、後発人気グループファンの声の大きさに負けてきた。だから今回は譲れないという背景があるんです」(前述のライター)
A.B.C-Zファンは、ジュニアを経てデビューしたSnow Man以上に、一般人からメンバーになったtimeleszの新参者に敵意を向けている状況だ。
また、事務所内で代々受け継がれてきた暗黙のルールだけに、多くのA.B.C-Z以外のSTARTO社所属グループファンも、timeleszファンよりA.B.C-Zファンの声を支持している。
「愛称かぶっちゃだめなの?」
ただ、一部のtimeleszファンや一般タイプロ視聴者からはX上で、
《この事務所のオタクのグロいところがですぎてる。橋本のあだ名なんて相場はっしーだろw》
《橋本良亮さんの印象自体めっちゃ悪くなってる…先輩なら寛容になってやれよ…》
《はっしー呼び問題、オタクの集団リンチきもー》
《愛称かぶっちゃだめなの?ああめんどくさ、どうせみんな一般人て言いたいだけ》
と、今回の騒動に反発したり、呆れる声も多い。
また、同事務所内で「大ちゃん」と言えば嵐・大野智(44)、Hey! Say! JUMP・有岡大貴(33)、なにわ男子・西畑大吾(28)らがおり、「シゲ(しげ)」と言えばNEWS・加藤シゲアキ(37)、WEST.重岡大毅(32)などがいるように、愛称が被ってはいけないというのは、絶対のルールではないとの指摘もある。
橋本将生本人は「将生」呼びあるいはフルネーム呼びを希望しているとも語っている。また橋本良亮も“愛称を被せないで欲しい”とまでは名言していない。オーディションから一般人が参加するということでtimeleszはたびたび炎上してきたが、今回も本人達が意図しないところで、ファンの場外乱闘が続いている…。