
3月4日、元SKE48の松井珠理奈が名古屋競輪にサプライズ登場。4月29日から名古屋競輪場で開催される『第79回G1日本選手権競輪』の公式イメージキャラクターを務めることが発表され、就任式が行われた。
「現在は地元・愛知県在住で東海地区エリアを拠点に活動しているということで、松井さんが起用されました」(スポーツ紙記者)
グループ時代は「天狗」と言われることも
2008年にSKE48のメンバーとして芸能界デビューを果たすと、史上最年少でAKB48の選抜メンバーに抜擢。同年発売された10枚目のシングル『大声ダイヤモンド』のCDジャケットは松井が単独で務めるなど、大型新人として一躍ブレイクを果たした。
「その後は選抜メンバーの常連になったほか、2018年には『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』で1位に輝くなど、人気・実力ともにグループの顔として活躍。
一方で、気難しい性格で知られ、過去にはフジテレビ系『ワイドナショー』で総選挙のニュースを扱った際に、“2か月くらい前に仕事一緒にしたんですけど、全然あいさつなかった”と、松本人志さんが松井さんの裏の顔を明かして波紋を呼びました」(テレビ誌編集者)

グループ時代に松井を取材したアイドル誌編集者も、当時をこう振り返る。
「松井さんはダンススキルが高いSKE48の中でもパフォーマンスに定評がある一方、全力で取り組みすぎるあまり、リハーサルの段階から周囲が気軽に声をかけられないようなピリピリした空気を常に出していましたね。集中すると周りが見えなくなるのか、スタッフやメンバーに挨拶をしないことも珍しくありませんでした。そのため事情をよく知らない人には“天狗になっている”と言われることも」
体調不良が続いたこともありグループを卒業。現在はフリーで活動しているが、最近の彼女はグループ時代からは信じられないほど、腰が低く評判も上々だという。
「卒業後はマイペースに仕事をしているのもありますが、出身地の春日井市の広報大使を務める以外は地方競馬やボートレースなど、公営ギャンブル系の仕事が中心になっています。これまで仕事に恵まれていたのはSKE48という肩書きがあったからと身に染みているようで、最近はどんな仕事でも笑顔を絶やさず取り組んでいますね」(イベント会社関係者)
4日には公式イメージキャラクターの就任式だけでなく、名古屋競輪の配信番組にもゲスト出演。競輪は初挑戦と言いながらもきちんと車券もしっかり購入。元選手の解説者らとのトークの際には「選んでいただけて嬉しい」と感謝する場面も見られた。
今後は競輪仕事が増えるか
「コロナ禍で若いファンも増えイメージアップしたとはいえ、公営ギャンブルの仕事を敬遠するタレントもいまだ少なくありません。そのため他のイベント出演よりもギャラが高いので、今回のイメージキャラクターやイベント出演のギャラは、数日の稼働で数百万円ほどになると思います。フリーで活動する松井さんにとっては、ギャラの美味しさの面でも大事にしたいというのもあるのでしょう」(同・イベント会社関係者)

今後、松井に競輪仕事が急増するのでは? との声も。
「SKE48時代の仲間である山田澪花さんの父は元トップ競輪選手の山田裕仁さんで、現在も解説者として活躍しています。また他にも元選手の解説者にSKE48ファンが多いんですよ。
その関係で元SKE48の松村香織さんは結婚前、競輪番組やイベントに引っ張りだこでグループ時代以上に稼いでいると言われていましたからね。松井さんが本格的に競輪仕事に参入するようでしたら、それ以上に稼げるのは間違いない。配信番組でも本人もノリノリでしたし、競輪仕事に前向きになっているのでは」
競輪アイドル界のセンターになる日も近いかも?