
埼玉県八潮市の道路陥没事故に関する不謹慎発言で炎上中のYouTuber『中町兄妹』。3月5日に兄・中町JPが個人チャンネルを更新したが、《それでも僕は幸せです。》と題された動画がまたもや物議を醸している。
JPは動画冒頭で「改めて今回の件で不快にさせてしまった全ての方々、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。不適切発言をめぐって誹謗中傷が殺到しているなか、「それでも僕は幸せですってことを伝えたいんだよね。しかも、今回の件がある前よりも今の方が感じてるんだよ」と語りかけ、幼少期から現在までの歩みについて話を展開した。
「立ち回り全部間違えてる」
動画後半では、「やっぱり綾が本当につらいと思う」と妹の中町綾に言及する場面も。「今回の炎上ってもちろん綾が悪い」としつつも、「でも今まで綾がみんなに与えてきた幸せって今回の件で全部なくなったわけじゃないというか……」と涙ながらにフォロー。「これからも中町綾を愛してほしい」と訴えた。
たしかに炎上のきっかけとなった不謹慎発言は綾が発したものだったが、JPも手を叩いて笑っていたはず。ネット上では、
《まるで妹の中町綾だけがやらかしたみたいな言い方してんのなんなの》
《想像以上に第三者感出してて笑った》
《サムネもタイトルも明るすぎだろ》
《立ち回り全部間違えてるの天才すぎる》
など、“他人事感”が全開のJPに批判の声が続出。
“他人事感”の背景事情
2人で炎上した割に綾のほうが批判されるのは、彼女のYouTube以外での活動が目立っていたことが要因とも考えられる。
「綾さんは、昨年8月から女性ファッション誌『CanCam』の専属モデルに抜擢されました。もともとモデルに憧れていたそうですが、3月4日に更新した動画で、専属モデルを降板したことを明かしています。ほかにも、下着ブランドの『ピーチ・ジョン』やファッションブランド『MERCURYDUO』などが彼女の起用を中止しました」(ファッション誌記者)
綾の方が失ったものが大きいだけに、JPには他人事感が出てしまったのかもしれない。しかし表立った活動は綾の方が多いものの、JPは自身が所属するインフルエンサー企業『株式会社トキメキクリエイト』の代表取締役を務めている。大学卒業とともに同社を設立したJP。社会的責任は彼のほうが大きそうだが……。

「今回の炎上騒動で、中町兄妹は二度の謝罪をおこなっています。2月9日に一度目の謝罪動画をアップし、活動自粛を発表。その後、3月4日に投稿した動画でもあらためて謝罪をしたうえで、“このようなことが二度と起こらないように、今後は外部から人間を入れて動画チェックをすることにしました”と対応策を明かしていました」(芸能ライター)
その流れがあった上での、今回のJPの動画。ネット上には《これは見てもらったのでしょうか》《チェックした上でこれ出せるならチェックする人たちいる意味無くね?》といったツッコミも続出している。
若者を中心に人気を集めた中町兄妹は、果たして復活できるのか――。