2025年3月上旬、自宅から出てきた生島ヒロシを直撃した

 生島ヒロシが無期限の活動自粛に入ってから1か月以上が過ぎた。

「生島さんの所属事務所はパワハラ、セクハラがあったと発表していますが、TBSラジオは《人権方針に背く、重大なコンプライアンス違反があった》としたうえでの電撃降板なので、そうとうなことがあったように思います。TBSも、放置しておけばフジテレビの二の舞いになると、危機感を持って対応したのでしょう」(スポーツ紙記者)

 フジテレビは、中居正広が起こした女性トラブルを把握していながらも、番組での起用を継続。同局の社員がトラブルに関与した可能性も報じられ、多くのスポンサーからの広告出稿が停止している。

「“聴くスポーツ新聞”を謳ったラジオ番組で、さまざまな情報を伝えていた生島さんですが、自分の言動が時代の潮流と符合しているのか、客観的に捉えることができなかったのでしょう。以前に仕事をしたときは、まんま“昭和のおじさん”でしたから」

 と話すのは、テレビ番組制作会社関係者だ。

「何年か前の話で、覚えているのは、地方へ仕事で行った際、男性スタッフを完全予約制の超高級風俗店に連れていったのです。いわゆる出張先での“接待”なのですが、みんなでフーゾクに行って遊んだことを、次の日に大きな声で話すんですよ。女性もいる前でわざとバラすように。そうした振る舞いに、不快感を示す人もいました」(同・制作会社関係者)

 別のテレビ局関係者も、こんな一面を明かす。

とにかく売り込みがすごいんです。自分の事務所に所属するタレントたちを“取り上げてくれ”といったメッセージを次々と送りつけてくるんです。生島さんは、ラジオのスタッフに卑猥な画像を送っていたとする報道も出ていますが、人がどう思うのか想像できなかったのかな……」

“全てを失った男”を直撃すると

生島ヒロシが関係各所に送った2025年の年賀状、スローガンは…

 生島は“ザ・昭和”の価値観をアップデートできなかったようだ。約27年間、パーソナリティーを務めた『おはよう一直線』は、続いていれば2月3日で放送7000回を迎えていたが、あえなく降板。自ら立ち上げた会社からも身を引き、社名も変更された。

 すべてを失った今、何を思うのか。3月上旬、自宅から出てくる生島を直撃したが、

「すみません。もう行かないといけないので」

 と話し、タクシーに乗り込んで、どこかへ走り去った。

引き継ぎなどもあるでしょうから、退社した会社にひそかに通っているのでは。生島さんは、とにかく“仕事人間”ですから、禊が済んだ暁には復帰を考えていると思います」(前出・制作会社関係者)

 復帰できるか!?