「少女マンガが原作の作品でモテる役を何度か演じていますが、プライベートでは壁ドンも女性がキュンキュンすることも言えないです(笑い)。自分から思いを伝えるのも苦手で」
そう、告白してくれた古川雄輝。学生時代にはミスター慶応に輝き、主演ドラマ『イタズラなKiss? Love in TOKYO』で日本のみならず、アジア各国やアメリカの女子のハートをギュッとつかんだ彼。
同名コミックが原作の映画『脳内ポイズンベリー』では、真木よう子演じる主人公・いちこを惑わす不思議系年下男子・早乙女を演じる。
「なにを考えているのかわからなかったり、ちょっと子どもでマイペースなのが早乙女。彼ほどじゃないですが、感情が表情に出やすいところは似ていると思います。でも、僕がいちこのような30歳前後の女性と付き合うなら、"結婚"は意識します。じゃないと、相手にも失礼なので」
いちこの脳内の"理性""衝動""記憶""ポジティブ""ネガティブ"の思考を擬人化したキャラたちが会議を繰り広げる様子と、現実のラブストーリーが交互に登場しながら進んでいく今作。距離が近づくほどに白熱していく脳内会議とは対照的に、なるべく自然体で演じたという早乙女といちこには、さまざまなドキドキシーンが。
「先輩の真木さんとのキスシーンは、"NGを出したら申し訳ない。しっかり決めたい"と、ドキドキどころじゃなかったです。何度か演じてきたので大丈夫だろうと、唯一ちょっと自信もあったシーンなんですが、結局、監督に"そうじゃない"とNGを出されてしまって(笑い)。年上の女性とキスする設定は初めてだったので、アプローチの仕方が違ったようです。勉強になりました!」
あの人と同級生みたいですが……。
「EXILEであり、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのメンバーでもある岩田剛典くんとは、大学が同じで年齢もいっしょ。同じタイミングでミスター慶応コンテストにも出場して、ライバル関係にあったダンスサークルのともに代表っていう共通点もあります。最近、岩田くんが演技にも挑戦されているので、いつか共演できるんじゃないかと期待しています」