フジテレビの永島優美アナウンサー(左)と椿原慶子アナウンサー(右)※フジテレビ公式サイトより

 フジテレビの椿原慶子アナウンサーと永島優美アナウンサーが今月末で同局を退社することを発表。元タレントの中居正広氏の女性トラブルが発端となった“フジテレビ問題”で揺れ動く社内に、さらなる激震が走っている。

W退社のタイミングに憶測

バラエティー番組でも活躍していた椿原慶子(公式インスタグラムより)

「椿原アナは聖心女子大から'08年4月にフジテレビ入社しました。阪神淡路大震災で被災した経験から“伝い手”になりたいという志をもっていたそうです。基本的に報道や情報番組を担当していました。一方の永島アナは関西学院大学から'14年4月に入社しました。フジの看板番組である『めざましテレビ』、『めざまし8』を担当し、“フジの朝の顔”として番組を支えました」(テレビ局関係者、以下同)

 この看板アナウンサーのW退社のタイミングに関して、引退した中居氏と関連性があるのではないかと憶測を呼んでいる。

「ふたりとも一連の中居氏問題との関連性を否定しています。椿原アナは24年の11月、永島アナは10月に退社の意向を会社に伝えていたと、退社を決めた時期に関して強調しています。このように、退社する際に具体的な時期を明記したコメントを公にすることは極めてまれ。また、永島アナは'24年1月に第一子となる女児を出産。現在は育児休業中での退社発表だったこともあり、憶測を呼んでいるようです」

 ネットでは、

《中居氏問題とは無関係かどうか分からないけど、今後、会社がどうなるのか分からないということで、退社という判断に至ったのかもしれないですよね。まあ、正しい選択だと思います》

《中居問題とは無関係で子育てに専念したい…とのことですが中居問題が発覚したことでフジの体質が明らかになり連日の報道。会社としてのイメージや社会的信用が悪くなった。もしフリーも考えてるなら良いタイミングですね》

《育児休暇は休暇が終われば職場復帰することを前提に申請するものだから、気持ちの中で何らかの影響があったかもしれない》

《育休をフルに取って復帰せず退社。私だったら申し訳ないし一旦は復帰すると思うけど》

 と、“中居問題”が影響していると考えるネットユーザーは多いようだ。

 それぞれの退社発表のコメントには“信頼回復が重要な時期”と強調していたものの、一向に終息しない問題を鑑み、見切りをつけたと思われても仕方ないのかもしれない。