
ともに3月に長女の高校卒業式に出席した新山千春、穴井夕子がインスタグラムを更新。『卒業証書授与式』の立て看板前で撮った親子ショットを公開した。
新山の長女・もあはダンサーとして、穴井の長女・横田真子もタレントとして芸能活動をしている娘たち。そんな彼女たちの新たな旅立ちに、それぞれのコメント欄には《卒業おめでとうございます》との祝福に加え、《姉妹みたい》との若々しいママの姿を称賛する声も寄せられている。
一方で、2人の投稿を取り上げたネットニュースの「Yahoo!コメント」では少々穿った見方もされている。
《私「カーフスキンのケリーを持ってるの」、、的なご自慢》
《娘ちゃんより、カバンのバーキンが目立つよ。》
《卒業式にこんな形の変わるほど何かを詰めたキャリアウーマンふうのバーキンを持つ必要があったのだろうか》
卒業式で披露したママコーデに物言う、中でも新山と穴井が手にしていた黒い「エルメスの高級バッグ」に注文をつけるユーザーも。
「主役の長女よりもエルメス自慢」
高級ブランド『エルメス』のバッグにおいて、さらにハイクラスとされる「バーキン」と「ケリー」。いずれも価格は100万円以上、型によっては数百万円もする、およそ庶民には手の届かないバッグだ。
特に、わざわざバッグを目立たせているように見えたのか、「主役の長女よりもエルメス自慢」と取られてしまった新山。“晴れ舞台”で気合が入ったのか、はたまた芸能人ママの見栄とプライドなのか、ママコーデが“ヤフコメ民”の鼻についたようだ。

ところが、お受験事情やマナーに詳しい教育ライターに話を聞くと、少々見方も変わってくる。
「そもそもの話、新山さんと穴井さんが手にしているのは『バーキン』ではなく『ケリー』ですね。ハンドルが2本のバーキンはフラップ(蓋)をオープンにできますが、1本のケリーは閉じて使うのが基本仕様。カジュアル向きな前者に対して、ケリーはフォーマルの場での活用が◯。なので入学、卒業式でも浮くことはなく、と言いますか、私大付属系では周囲のママも多くがケリーを手に下げている印象ですね」
高級バッグよりも「気になった」マナー
新山は長女の高校名を伏せているが、穴井はというと青山学院大学の附属高校。なるほど芸能人や著名人、政財界人の子どもが多く通う学校だけに、高級バッグは“ステータス”ではなく、もはや“ドレスコード”なのかもしれない。
「それと新山さんのケリーですが、よく見ると皮のよれ、角の折れ具合から年季が入っているのかなと。おそらく若い頃に購入したものを大切に使っているのではないでしょうか。そう思うと、卒業式でお嬢さんに恥をかかせないよう、精一杯オシャレしたのかなと思えますよね。
それよりも私は、お二人とも全身ブラックの装いが気になりました。お嬢さんの“引き立て役”を意識してのことと思いますが、お葬式ではなく“晴れの舞台”なのですから、靴やインナー、それこそバッグでもホワイトやシルバーなどの明るい色を入れてみても良かったのかも」(前出・ライター)
新山も穴井も、これまで長女のために頑張ってきたのは間違いない。