
3月11日、東京・高田馬場で「最上あい」名義で活動していた佐藤愛里さん(22)がライブ配信中に殺害される事件が発生。その後、搬送された病院で死亡が確認された。
スポンサー離れが放送自粛に関しては強みに?
逮捕された栃木県小山市の高野健一容疑者(42)は、「生配信を見て居場所を知った」と捜査関係者に話しているという。
「佐藤さんは事前にJR山手線を徒歩で1周する企画を告知していたこともあり、高野容疑者が居場所を特定するのも難しくはなかったようです」(全国紙記者)
生配信中に殺害されてしまうという衝撃的なニュースだが、同日夜に放送された波瑠主演のドラマ『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班』(フジテレビ系)がタイムリーすぎると話題になっている。
「ライブ配信者の女性が殺害。『サッドハッター』と名乗る高額課金を行なっていたリスナーが、捜査線上に浮上する……というストーリーでした。高田馬場の事件の犯人も佐藤さんに高額課金を行なっていたという説もあるだけに、“酷似しすぎ”と話題になっています」(テレビ誌編集者)

SNS上では、
《2週連続で配信者が殺害された回を放送していたアイシー放送日と事件が同じ日になったのタイムリーすぎたな…》
《配信者がファン? に…ってタイムリーすぎるわ でも割とある話だし、今後も増えそうで怖いわ》
と現実とリンクしすぎていて怖いという声がある一方、
《アイシーの事件タイムリーやな…スポンサーついていたら休止になってそうやけど、いないから大丈夫って判断かな》
《スポンサー減っているのが放送自粛に関しては強み、なのか?》
女性局員の不適切接待疑惑問題が発覚したことでスポンサー離れが進んでいることで、自粛を免れたのでは? という声も。
「佐藤さん殺害の件は生配信中だったこともあり、事件発生直後から犯人はリスナーなのでは? とSNSで指摘されていました。しかしあくまで噂の域を出ず、犯人が“生配信を見て居場所を特定した”と報道されたのは、ドラマの放送後ですからね。ただスポンサーがついていたら、放送見送りになっていた可能性は高いと思います」(テレビ局関係者)
9割超もの広告スポンサーが離れたからこそ放送できたのかもしれないが、視聴者の心情はいかに……。