佐々木朗希投手(2023年)

 3月19日に開催される「MLB開幕戦・東京シリーズ」で、シカゴ・カブスとの第2戦に先発するロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手(23)。東京ドームでの日本“凱旋”登板を、新婚の“一般人女性”は見守っているのだろうかーー。

 2月22日に自身のインスタグラムにて、

《先日、一般女性の方と入籍致しました。公私共に新たなスタートで期待と不安でいっぱいですが、夫婦で力を合わせて頑張っていきますので、温かく見守っていただけると幸いです》

 電撃結婚をシンプルに報告した佐々木投手。

 同じく2023年3月に結婚発表した大谷翔平投手(30)は、韓国での開幕戦を前に真美子さん(28)とのツーショットをお披露目したが、佐々木投手は今なお結婚相手を“隠した”まま。

 ドジャースの選手妻たちによる“奥様会”インスタグラムには、集合写真などの訪日ショットが投稿されているものの、仮にA子さんとする、佐々木投手の妻らしき女性は写っていない。それでも「奥さんも人知れず“来日”している可能性はありますね」とは、MLB事情に詳しいベテランスポーツライターの見解。

奥様会への参加は強制ではない

「まず、ドジャースを含めた各球団の“奥様会”。メジャーでは選手を家族総出でサポートするのが一般的とされますが、それでも奥様会への参加は強制ではなく、本人の意思が尊重されるということ。

 また球団主催のチャリティーイベントも然りで、たとえ参加しなくとも批判されることはなく、真美子さんも奥様会に毎回顔を出していたわけではないと思います」

 つまりは日本を満喫する奥様会に同行せずとも、ひそかにA子さんは東京ドームで佐々木投手を応援している可能性もあるということか。

 そんな妻をひた隠す佐々木投手だが、“お手本”となるレジェンドがいる。家族とレッドカーペットを練り歩くMLBオールスターゲーム、はたまたワールドシリーズで日本人初のMVPを獲得しながらも、ついぞ隣りに妻を立たせなかった松井秀喜氏(50)だ。

松井秀喜氏

 ニューヨーク・ヤンキース在籍時の2008年3月、大谷らと同様にキャンプ中に結婚発表した松井氏。ひとり会見に出席した同氏は、自ら描いた似顔絵で花嫁を紹介するも、以後も「8歳年下の25歳元OL」の素性を明かすことはなかった。

恩師・長嶋氏からの「結婚のススメ」

「それでも当時、夫妻のプライベートを探る動きは絶えず、実際に奥さんらしき女性をキャッチした媒体もあったそうですが、試合後には必ず囲み取材を受けて真摯にディア対応する松井氏の姿に掲載は見送られたとか。

 それに奥さんの素性は明かさずとも、子どもを含めて家族のこともリップサービスとして話していましたし、築かれたメディアとの信頼関係があったからこそ、彼の意思が尊重されたのでしょう」(前出・スポーツライター、以下同)

 そして松井氏が“一般女性”を選んだ背景には恩師・長嶋茂雄氏(89)の“教え”もあったとか。

「かつて女優との交際も取り沙汰された松井さんですが、結婚相手には“裏で支えてくれる女性がいい”とのアドバイスを授かっていたそうで、文字どおり、奥さんは“奥様会”には表立って参加することはなかったと聞きます。

 それでも球団、個人でのチャリティー活動には熱心に取り組んでいた松井さんだけに、奥さんもまた人知れず、裏でサポートしていたのかもしれませんね。佐々木投手もまた、そんな“裏で支えてくれる女性”と結ばれたのではないでしょうか」

 派手に表に出ることだけがメジャー妻ではないようだ。