日本女子プロゴルフ・川﨑春花(協会の公式HPより)

  21歳の若き女性ゴルファーにとっては痛すぎるスキャンダルだったのかもしれない。今季のツアーシード権を持つトッププロで、ポイントランキング9位の川崎春花(村田製作所)が、第2戦として21日から千葉で開かれる「Vポイント×SMBC」を欠場することが発表されたのだ。

 これで彼女は、さる6日におこなわれた開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)に続き、2大会の欠場となる。

トリプルボギー不倫

 異例の事態の原因はもちろん、『週刊文春』で“トリプルボギー不倫”と報じられた、男性キャディと3人の女子プロゴルファーの不倫騒動。そのうちの1人が川崎だったというわけだ。しかもこの男性キャディの妻もまたプロゴルファーということで、この絶倫キャディを取り巻く4人の女性がいわば泥沼の場外乱闘を繰り広げている。

「とはいえ、不倫相手として名前が暴露されたもう2人のゴルファー、小林夢果(ヨコハマタイヤジャパン)と阿部未悠(ミネベアミツミ)は、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のホームページによれば第2戦も参戦することがわかっています。3人とも企業名を背負った“代表”ですが、小林と阿部はなんとも強心臓というか……。

 片や川崎は報道後に自身のInstagramをアカウントごと削除していることから見ても、この男性キャディに恋愛意識をより強く持ち、また裏切られたと傷心しているのかもしれません」(ゴルフライター)

 いずれにしても、ゴルフで稼いでいる“プロゴルファー”の欠場にはSNSの反応もさまざま。

怒り心頭のゴルフファン

2025年正月に放送されたテレビ番組『とんねるずのスポーツ王は俺だ』で俳優の小栗旬にバックハグされる川崎春花プロ

《奥様への謝罪はしっかりした上でプレーの方を頑張ってください》

《才能ある芽をこんなくだらないことで潰したくありません。立ち直ってくれること祈ってます》

 とやさしく言葉をかける者もいれば、

《そら日本でプレーできないだろ?》

《海外に行くしかないね》

 と、新天地での活躍を期待する者も。

 また中には、

《しばらく帰ってこないでいいよ 頭冷やしてこい!!》

《もう引退を考えた方が良さそうだ。不倫ゴルファーにはスポンサーは付かないだろうな》

 など、怒り心頭のゴルフファンもいる。それぞれの価値観・倫理観で“進路”を提案しているが、果たして今後、川崎はどうなるのだろうか?

「28日には早くも3戦目である『アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2025』が開幕。一昨年3位の好成績をおさめた川崎選手だけに出場が期待されますが、大きな注目を集めるのは間違いなく、競技以外のプレッシャーが非常に強くなるでしょう。
 
 また、距離を置くためにアメリカで修業する可能性もあります。LPGA(米国女子ツアー)の2部ツアー『エプソンツアー』などで腕を磨き、改めて実力で勝負する道です。ただ環境の変化や資金面などの課題もあり、すぐに決断するのは難しい。いずれにしても長期離脱の場合、スポンサー企業の対応がどうなるかも重要です」
(トーナメント関係者)

 現時点では「アクサレディス」出場の可否が一つの分岐点になりそうだが、果たして……。