
【はっきり言うとくぞ。お前とお前のリスナー間のカネの価値の主張は知らんけどやな、お前より芸人のカネの価値の方が重いからな。お前のやってる仕事で何が命削ってるやねん、どアホって、ちょっと思っちゃいますね】
3月24日に自身のYouTubeチャンネルを更新した『霜降り明星』粗品が、動画内でユーチューバーのヒカキンを酷評する場面があった。あくまでも「1人賛否」というコントの“体”だが、日本を代表するトップユーチューバーに牙を剥いた。
発端は、ヒカキンがYouTubeで発した【俺にとっての1億の方がもっと重い。どんだけ稼ぐのにきつかったか。命削ってるっつ~の!】という主張。視聴者から寄せられた《ヒカキンにとっての1億なんて俺の1万円くらい》とのコメントに反論したのだが、これに粗品は引っかかったわけだ。
というのも1月、『M-1グランプリ2024』で2連覇を成し遂げた『令和ロマン』に対して、動画内で総額1000万円の高級時計・ロレックスと、1本500万円の高級ワインをプレゼントしたヒカキン。『M-1』賞金の1000万円を超える大盤振る舞いが話題になったが、この“カネ”をめぐって粗品は、
【なんで初対面の令和ロマンにそれができるの? 頭おかしいし、芸人にリスペクトないよ。どういう意味? 嫌な社長やん、それ。芸人が一番嫌いやで】
M-1や芸人を下に見るような、お金に物を言わせた行為に疑問を持っていたようだ。
ヒカキンは「トップクラスでおもんない」
粗品は2024年5月にもヒカキンを口撃している。ニッポン放送『霜降り明星のオールナイトニッポン』に出演した際に、
【随一おもんないんちゃうん? YouTuberの中でもトップクラスでおもんないほうちゃう? まだコムドットのほうがおもろない? ヒカキンより】
ヒップホップユニットCreepy Nutsのヒット曲『Bling-Bang-Bang-Born』の“オマージュ”動画を投稿したヒカキンを、「クリエイターではない」「ゼロイチ(ゼロから1を創り出すこと)1個もない」「コピーしただけ」と批評。

チャンネル登録者数1900万人超えのユーチューバーを「おもんない」とこき下ろては、とにかくヒカキンを“目の敵”にする粗品だった。ところがーー、
《ヒカキンさんめちゃくちゃ優しい、嬉しい、ありがとうございます(^o^)/》
かつて自身のXで顔文字を使って、まるで尻尾を振るような勢いでヒカキンに感謝を述べていたのも粗品だ。投稿は5年前の2020年5月のことで、ポストに引用していたのは『【エゴサ】ツイッターで『ヒカキン嫌い』で検索したら涙が…【エゴサーチ】【Twitter】』との、ヒカキンのYouTube動画の“サムネ”だ。
このヒカキンによる動画企画は、霜降り明星が『しもふりチューブ』に投稿した、『【エゴサーチ】Twitterで「粗品嫌い」と検索してキレていきます【霜降り明星】』を、いわば真似した“コピー”企画なのだが、粗品は非難するどころか、むしろ喜んでいたわけだ。
駆け出しYouTuberだった霜降り・粗品
ユーチューバー事情にも詳しい芸能ライターによると、
「霜降りがYouTubeを開設したのが2019年のことで、この頃はまだ登録者数100万人にも届いていない時期(2020年10月に到達)。片やヒカキンはというと当時800万人で、これは国内でもズバ抜けた数字でした。
大物ユーチューバーに取り上げてもらうこと、すなわち自分たちの動画のPRになるわけで、粗品さんも“パクられた”という意識以上に、“ヒカキンさんに認められた”と素直に喜んでいたのでしょう」
2020年以後の霜降り、粗品の快進撃は言わずもがな。コンビの登録者数は現在215万人、「1人賛否」を投稿する個人のチャンネルも230万人を超えている。
「自身もYouTubeに深く携わるにつれて、自らバズるネタを創り上げる苦労を知ったことで、“あれっ、ヒカキンさんておもろいか?”とトップユーチューバーの動画の“本質”に疑問を持ったとも考えられます。
まあ、粗品さんの“1人賛否”はあくまでもコント。リスペクトの裏返しかもしれませんし、ヒカキンさんも逆にネタにされたことで“ありがとうございます”とは……ならないですかね(苦笑)」(前出・芸能ライター)
粗品に噛み付かれたヒカキンの逆襲なるか、それとも“君子危うきに近寄らず”か。