
2024年7月に、ロケバス内で20代女性に性的暴行を加えたとして書類送検されていた、元「ジャングルポケット」斉藤慎二被告が不同意性交と不同意わいせつの罪で在宅起訴された。
今後、開廷されるであろう刑事裁判にて仮に有罪判決が下された場合、不同意性交罪で5年以上20年以下、不同意わいせつの罪では6か月以上10年以下の実刑が言い渡される可能性も。なぜ、斉藤は「示談」できずに「起訴」されたのかーー。
「この手の事件では、まず被害者側と示談に向けて話し合いが行われるのが通常だと思います。被告が反省の態度を示し、誠意をもって対応することで“処罰感情”が解け、示談の流れになるというもの。
しかし今回、被害者は示談に応じることなく、斉藤被告への処罰を求めて起訴に踏み切った。“彼ら”の対応に納得いかないところがあったのかもしれません」
全国紙・社会部記者が解説するように、事件後には「軽率な行為で、相手や自分の家族に迷惑をかけ、反省している」と話していた斉藤被告だが、どうやら被害者の処罰感情を抑えることはできなかったようだ。
斉藤被告の妻・瀬戸サオリの“事後対応”も理由のひとつなのかもしれない。
相手の方からも行為があり

斉藤被告が吉本興業からマネジメント契約を解除された後、瀬戸は自身のインスタグラムを更新。騒動こそ詫びるも、《一部事実と違う》と訴えたのは、
《事実関係としましては、相手の方からも行為があり SNSをフォローしたり 連絡先を交換していたことは事実で こちらとしましては ロケバスの中のドライブレコーダー及びカメラの解析を警察の方に求めていました。一方的な行為ではなかったことを伝えている状況でした。》(原文ママ)
弁護士から説明された内容として、斉藤被告による「一方的な行為ではなく」、あくまでも“不同意”ではない、「夫だけが悪いわけではない」とも言いたげな投稿。以降、彼女はあらゆるSNSの更新をストップしている。
あくまでも夫の“無実”を信じての投稿だったのだろうが、もしくはこの時点で起訴、裁判になることを見据えての投稿だったのか。いずれにしても被害者を怒らせてしまったのかもしれない。