春ドラマから、気になる"大人イケメン"をピックアップします! よく見かけるけど、どんな人?
撮影/佐藤靖彦
撮影/佐藤靖彦

「やっぱりいつもどおりか、と(笑い)。最初はゆるキャラみたいな、おとぼけな店長だったのに。徹底して理子(稲森いずみ)に対抗していますからね」

 粘着質な嫌な人を演じさせたら、この人の右に出る者なし! もう、その悪役っぷりから目が離せない。

「僕も与えられた役割は自覚してますので、どうぞ憎んでください(笑い)。でも、たまには、熱血教師とか、難病の息子に臓器をあげる父親なんかもやりたいですけど(笑い)」

 お茶の間に顔と名前が知られたのは、『昼顔~平日午後3時の恋人たち〜』の利佳子(吉瀬美智子)の夫役。しかし、キャリアは35年を数える。

 俳優を志したのは、高校生のとき。映画『ガキ帝国』(81年)への出演をきっかけに、演劇を学ぶべく大阪芸術大学に進学。卒業後は、吉本新喜劇で活動した。

「吉本で見たり経験した、笑いの間やセオリーは大きいですね。シリアスな演技にノリツッコミを交ぜるなど、演じる術を編み出せましたから」

 その後25歳で上京し、俳優業に邁進。現在51歳。独身で、ペットも趣味もないと笑う。

「役者として、食べられるようになったら結婚も考えようと思ってましたね。35歳くらいを目安にしてましたが、うまくいかず現在に至る……という」

 では、好きな女性のタイプは?

「一貫してます。ボーイッシュで化粧っ気がなくて、活発そうな人。学生のとき、陸上部や剣道部の子とかがカッコよく見えて。僕の中では、女性は強くあってほしい。カッコいい人が好きですね」

 では、読者にメッセージを。

「どなたか、結婚してください! 編集部にお便りをお願いします。もう、あとは死ぬだけですから、そういう物好きな方がいらっしゃれば(笑い)」


『戦う!─書店ガール』 ●亜紀(渡辺麻友)と理子(稲森いずみ)が働く『ペガサス書房』吉祥寺店。野島(木下ほうか)がエリアマネジャーとなり、理子は新店長に。しかし本部から閉店を言い渡され、最大の危機に立ち向っていく……。毎週火曜夜10時~(関西テレビ・フジテレビ系)
『戦う!─書店ガール』 ●亜紀(渡辺麻友)と理子(稲森いずみ)が働く『ペガサス書房』吉祥寺店。野島(木下ほうか)がエリアマネジャーとなり、理子は新店長に。しかし本部から閉店を言い渡され、最大の危機に立ち向っていく……。毎週火曜夜10時~(関西テレビ・フジテレビ系)